レビュー一覧

泣かされるし、笑わされるし。味わう感情の振り幅が大きい感じ。七尾が発したあの一言が、赤星くんにはどれほど嬉しかったかと思うと、今も考えただけで泣けてくる。二人が導きだす答えが自然だし優しいし。こういう風に生きていければいいんだなぁ、と教えられたような気がした。私の中ではベスト５に入る作品。名作だと思う。初めてレビュー書きました。

始めから終わりまで温かい雰囲気の漂う良いお話です。七尾と赤星それぞれが過去のつまずきにとらわれ一歩踏み出すことに対して臆病になっているのですが、互いの存在を支えに立ち直ろうとする力強さに胸を打たれました。作画は時々人体のバランスが不安定かな？とか、高校生設定の割に幼いかなと感じる箇所もありますが、お話の雰囲気に合っているので個人的には許容範囲です。最後の方でヤることはやってますが、さらっとしたものでエロの濃度は期待しない方がいいです。ちょっと悩んだり行き詰まったり、勇気が欲しい時にお勧めしたい一冊。あと、七尾が久しぶりに登校した日の七尾家の晩ご飯のシーンかな、ご馳走を用意してご飯もてんこ盛りによそってくれる両親の優しさに目頭が熱くなりました（笑）

引きこもり乙女×才色兼備なイケメンの高校生カップルです。引きこもり君、攻めです。頑張ってます。シリアスな話かと思ったら、結構ギャグでテンポ良く話が進んでいきます。一生懸命なのに残念なほど空回りする攻めのドタバタっぷりは声を上げて笑ってしまうほど。受けの元カレも出てきますが、争いってほどではないかな。Hなシーンは大人になってからの最後の話に多めです。が、やはり立場が予想外なほうだったので違和感(笑)でも2人が幸せそうなのでなによりです。正直絵のバランス崩れが気になって好みではないのですが、借りて後悔はしませんでした。アップグレードを悩むぐらいには気に入ってます。また彼らに会いたくなるかも。

初めて読む作者さんですが、いや〜よかったです。読後爽やかでした。2人が一生懸命生きて、恋してるなっていうのがものすごく伝わってきて、泣きましたよ。10年後の2人も見れたので、もう胸一杯です。他の作品も読んで見ようかな、と思わせてくれる作者さんでした。

作家買いです。いつもコメディが面白くて好きな作家さんなんですが、いやぁ…今回はキュンとさせつつも泣かせますね。ハートフルですばらしいです。Hなくても良かったんじゃないかってくらい。BLの枠を超えて名作なんじゃないでしょうか。

「ひみつのお花ちゃん」からの作家買いなので評価は甘めかもしれません。一冊まるっと表題作でしかも描き下ろしではその後まで読めて凄く満足しました。これまでの短編に比べるとギャグは少なめでシリアスですがクスッとできる要素を盛り込んでくれてるあたりこの作家さんらしいなと思いました。受けと攻めが思ってたのと逆でビックリしましたが、それも可愛い！って思えちゃうのでやっぱりこの作家さんが好きなんだと思います。そうじゃない方にとっては若干消化不良に感じてしまうかも？

良かったと思います。作家買いです。コメディー色が強い作家さんだと思っていたのですが、これはシリアスな部分が多くて、でもサラッと読めます。主人公のひきこもりくんの赤星くんを思う気持ちが伝わってきます。十年後も描かれていて、二人が変わらずに幸せでいてくれてて嬉しかったです。

学生物です。絵柄もかわいいし内容も絵柄に合った内容で、だんだん近づいていく２人がよかったです。しかし印象が薄い、数か月前に読んだのにもう内容を覚えてないんです。しかしよくよく考えて思い出してみたら自分の思ってた攻め受けが逆でして、大変ガッカリしたのを思い出しました。もう入り込めずなのですみませんがもう読み返さないので星２です。

うるうるきゅんきゅんと、いいお話でした。やっぱりこの先生の描かれる絵とお話が好きです。丸々一冊表題作でしたが、幸せになって、10年後もあって満足でした。

あんまり攻受は気にしないほうですが、この作品のはちょっと残念に感じました(笑お話は可愛くて良かったです。