レビュー一覧

絶賛するほど良いというわけでもないですが、特別悪くもないと思います。こういう物語が好きな人もいるだろうし、つまらなく感じる人もいるでしょう。特に大きな事件が起こるような物語ではないのに、ナチュラルな印象の絵柄と、それに見合うゆったりとした雰囲気のストーリーのせいか、私は好感が持てました。ただ、山田くんのおかっぱっぽい髪型が幼く見えるせいで、萌えには繋がりませんでした…。でも、何故かこの作者さんの他の作品も読んでみたいという思いには駆られました。

一冊まるっとこの二人のお話。子供の頃気になった者同士が大人になって再会し、改めて惹かれ合い嫉妬などもし、それぞれ自分の気持ちを再認識するといったお話でしょうか。可愛いお話です。個人的には絵がちょっと地味な印象を受けました。特に受け(なのかな？)の山田くんは、最初藤原のお母さんと見分けがつかなかった。(＾▽＾;)a Hシーンはニュアンス的なものがあるくらい。キスシーンもあるけれど・・やっぱり山田くんに萌えなかった。良かったのは、淡々とした中に藤原の男の子的な心の呟き・ぼやき・自分ツッコミや固まる表情などが面白かった。全体的にほわっとして雰囲気のある感じで嫌いではないです。けど、萌えは大切なので☆、三つです！

大好きな作家さんで、こちらも何度も読み返しています。山田に萌えないとの声もある中、あえて言いたい。山田にこそ萌える〜！だってめっちゃくちゃかわいいんですよ。藤原の前だと緊張してふいっとそっぽ向いてしまう山田。なのに野球が絡むと無防備になっちゃう山田。時々気持ちだだ洩れの山田。そして思いがけず男前に受けちゃう山田。ついでに追い討ちをかける回想シーンの小さい山田。申し訳ないくらい藤原の印象が薄い、山田の物語(笑)。いや、藤原も好きですけどね。たしかに大事件もない穏やかな話なので苦手な人もいると思いますが、この作者様のお話には魅力的な登場人物が多いし悪い人は出てこないし、二人の気持ちにシンクロしながら読めて温かい気持ちになれる一冊です。

『こんなはずでは』が良かったので、3チケ48時間購入してみました。プッと笑えるところもあります。小学生の2人もかわいいし、山田くんのギャップ？なのか意外な言動もいいなと思います。ただ『こんなはずでは』のほのぼの感を味わえなかったため☆3にしました。今回は無期限にしませんが、阿弥陀先生の作品はこれからも読みたい！です。

大好きな作家さん。呆気に取られたり、ポツネンと立ち尽くしたり、泣き出しそうだったり、ほんの少し恥ずかしがったり、表情の描き方が本当に上手い。もうひとつ上手いのは、モノローグの語らせ方。うるさくなく、説明不足にならない程度に入るので、登場人物の心の揺れが間違いなく伝わってきます。お父さんの入院のために、久しぶりに田舎に帰った藤原くん。幼友達（と言えるほど仲良くなかったけれど、なぜか気になる存在だった）山田くんとの再会。ランドセル姿の2人のエピソードが絶妙のタイミングで紹介され、今とあまり変わらない山田くんのコミュ障ぶりに少し心が痛くなります。どうやら山田くんにとって藤原くんは初恋の相手だったらしい。山田くんの旧友、神谷くんが2人の仲を取り持とうと画策。半失敗に終わるけれど距離は近づきます。しかし、強敵登場で藤原くんも山田くんも心がグラグラ。と気を持たせながら、最後は初々しく結ばれる2人がなんだか愛しくなります。是非。

BLはあまり読まないのですが、阿弥陀さんの作品はほんわか人間的で暖かくて癒されるので、この作品も含めて好きです。

ちょいロン毛ひげ攻と、可愛らしい受でカップリングの見た目は王道。中身は受の方が男前。阿弥陀しずくさん大好きで読みましたが、この後の二人が気になる。最終回の後の、いい歳して、実家で自営業だから家でなかなかエッチ出来ないエピソード良かったです。

絵柄が好きでレンタルしました。てか絵柄的に話の予想が出来ちゃいました。自分がこういった絵柄とかが好きなので、他の方でもよくあるお話というか…。でも自分好みでほんわかでき安心して読めました。

BL未満、て感じでしょうか？同級生の再会もので作者さんのファンです。再会してやっぱり好きだなぁとなるわけですが、好かれている方の攻め視点な為、ストーリー上切なくなる場面はなく、どちらかと言えばちょっとヤキモチ焼いてあとはどんなふうに寝技ｗに持ち込むかな〜的なそんな軽い感じで終わります。何気ない日常の一コマを切り取った感じなのかもしれませんが、ちょっと物足りなかったかなと。

作者買いです。ほんわか系ののんびりモードのお話です。エロはちらり。ウケの子がぎこちなくてかわいいかな。