レビュー一覧

偏屈、頑固、独善的、常に俺様で我が道しか行かない、そういう主人公ですが、実に魅力的です。いや、思いっきり悪人面なんだけど(^^;　しかも読み進むうち、そういうキャラだからこそ「病理医」なんてのをやってるんだ、やっていられるんだ、っていうのがよくわかる構成になっていて、お話としてもすごくおもしろいです。周りのキャラも重いとことか湿ったとこ、ちゃんと押さえてくれてるし。しかし大変そうだな、病理医って。これ、実写ドラマ化したらすごく受けると思いますね。

面白かったです。まず思ったのは、作者の作品に対するモチベーションの高さが感じられる作品ということです。一度でも総合病院に入院した経験にある方は特に面白いと思います。もちろん入院経験などない方でも今の病院システムがリアルに描写されていて興味引く内容だとおもいます。医療従事関係者の意見が聞きたいところですけど、大型病院における医者と患者の関係、検査システムはかなりリアルに描かれているのではと思います。また描かれている話もタイムリーな問題提起でありながら、個性的な登場人物をからませ読み手に分かりやすく進んでいきます。。新米医師を育てる風変わりな医師というありがちなキャラクター設定ではありますが、それを凌駕する病理学、医療、薬学の情報とそれらを囲む病院経営、製薬会社、患者自身とまさに今現在の医療漫画だと思いました。うんちく好きにはたまらん漫画でしたｗｗ。

面白いです。ちょっとアメリカＴＶドラマのドクターハウスを彷彿とさせられるかな。

いやーはまりました。面白い。登場人物が非常に魅力的です。情に厚く、正義感の強いヒロイン・宮崎（ただし髪ボサボサの肌ボロボロ）。病理科のツッコミ役で優秀な検査技師・森井。岸の医大同期で同僚、ちょくちょく遊びにくる女医・細木。何より、岸京一郎の魅力。悪人面で妖怪カンファ荒らしと呼ばれ、無能な医師には殴り込み、院長の悩みの種…とアウトロー全開、一匹狼気取っててもおかしくないのに、病理科“長”という役職についてたり、「僕」呼びで一環してたり、うさん臭い笑顔で物腰やわらかだったり、時にはしっかり部下に助言を与えたりしっかりと。実は「大人で社会人」だったりするのが岸先生の魅力でしょう。岸先生が白衣を着ない理由、臨床から病理に専門替えした過去、細木が岸に耳打ちした「今度、戸倉さんと会うよ」の意味。これからの展開に期待大です！！

めちゃめちゃ面白い！！医療のみならず「仕事とはクオリティとは何ぞや」と考えさせられる一品。放射線読影医の話は涙なくしては読めなかった。1巻1話のあとにあるオマケページの2コマ漫画は爆笑。あるあるやー！！このページ欲しさに全巻購入したと言っても過言ではない！余談だがドラマの製薬会社の間瀬氏がペラかったのが、原作読んでTV解釈によるものと判明してすっきりしました。「拍手」の意味をはかりかねたねー残念。

常に主人公サイドが正しいって話で終わる。もっと深い話が読みたい。

１巻だけでもページ数結構あって衝撃あり、感動あり。医療ものは良い作品多いですが、しかも病理が主な舞台っていうのが面白い。実際医者でも経験とか、見る目ないと誤診しますからね…自信もって自分の診断を突きつけられる岸先生カッコいい。普通そうであって欲しいです。性格的に癖ある風にふるまってるけど実際はすごく人情熱い感じします。最初宮崎先生にはなんだこいつ？って思いましたけど、まぁ、ドンクサ系からだんだんと成長していくんでしょうね。続きをすごく見たいけどチケット高いので、機会あれば全巻読んでみたいです。

面白かったです( ´ ▽ ` )病理医という特殊な職業が取り上げられていましが、久々に面白い作品でいっきに読みました。日本には流石にいないタイプだとはお思いますが、医者は変わり者が多いと聞きますし（笑）岸先生を始め、宮崎先生など人情味溢れた人たちが出てきながらも、医療にもしっかり問題視をもっていて、面白かったです( ´ ▽ ` )

めちゃくちゃ面白い！サンプル読んだら止まらなくなってしまいました。要注意（笑）。血液検査で採った血液とかを分析する人…という仕事ですね。こういう、扱うサンプルの向こうに人を見て、という仕事が出来る人って凄いなぁ。病院内や製薬会社の人との人間模様もあり、ドラマになって欲しい感じです。ずっと顕微鏡みてたりとか絵的に地味だから難しいかな（笑）。

22巻。あまりに爽やかな読後で、うっかり終わったかと思いました。火箱が出てきたあたりで少しは勘ぐればいいのに。