レビュー一覧

激しい性描写も、卑猥な擬音も描かれていないのに凄くいやらしくドキドキする。ヤマシタトモコは言葉の選び方が面白い！

好評価なので期待したのですが、正直がっかりでした。面白くないわけではないのですが、短編で話が続かないし、無期限で借りるほどではなかったと後悔しました。どうせなら表紙の二人の話だけ広げてくれたほうが面白かったと思います。どの短編も設定は変わったものが多く、そうゆう意味での新鮮味はあると思います。

なんか、凄いの読んでしまった。BLって奥が深いですね、っていうか、この作家さんの感性に脱帽。特に引っかかる話は、幽霊の話です！切なかった･･･小説読んでるみたいに面白かった。どの話もSぽい人が出てくる。

表題作は、10年来の友人2人の思考経路がそれぞれの視点から交互に描かれます。どちらが折れるのか、そもそもどちらかが折れることを望んでるのか、経ってしまった時間の重さにやられながら答えを出す過程がいいテンポです。私はこの作者さんの作品の中で1番好きです。短編がたくさん入っていて読み応えがある上に、全ての作品が初めて見る視点で描かれており、ストーリーを楽しむだけでない新鮮な驚きを楽しめる作者さんだと思います。

何度読み返したことか、という作品です。特に大きな展開があるわけでもないのに、日常の何でもないことが二人にとっては特別なんだなと、ちょっとした変化が二人にとっての日常を少しずつ変えていくもんなんだと、ヤマシタ先生の作品を読み返すたびに思います。

絵が好き。キャラが淡々とした性格て好き。ストーリーがしっかりしてて読みやすかったです。続編はないんですかねぇ。。

あかん、表題作はまぁ読めたけど、残りの話は読めませんでした…。なんか荒んでいるわ…キャラクターの目のせいかな？？あとおっさん系の話がお好きの作者さんのようですが？、清潔感がなさ過ぎて汚ない。それがおっさんという生き物だと言われれば仕方ないですが、なんか読んでて気が沈む。絵が大丈夫な人は読んで見てもいいとは思います！ごめんなさい！

どのお話も2人の関係性がつぼにはまる。リアルなファンタジー感が好きです。

漫画家さんでこんな短編の名手に出会えるとは。どの作品も切り口が面白くて、会話がピリリと効いてて飽きません。中でも、「スターズ・・」。これが一番、うううううまい・・・と唸ってしまった作品。一度だけ触れてしまった友人が、死んで浮遊霊になって部屋に現れる話。セリフと口が合ってなくて、言葉が遅れて届くさまが、まるで「何光年も離れた星から届く光のようだ」と表現される、その着眼点に惚れ惚れする。テンポよく進む会話、フラッシュバック、「スピカ！」と放たれるラストまで読者は疾走感のなか、物語に浸れます。好き、というより「お見事！」と拍手するほかない。

うは〜ドキドキきゅんってな感じのお話ばかりで、楽しめ過ぎて読後がぐったりです。（笑）個人的には『うしめし』の長い話が読みたいです。短編なんて勿体ない！