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すごい漫画です。漫画というか、絵のついた小説という感じ。とにかく内容が濃い。作者さんの頭の中を覗いてみたいです。かなりぶっ飛んでます。サンプルで無理だと感じたらたぶんついていけないと思います。現実と幻想を狂気で行ったり来たりしている世界、なにが本当か分からなくなるような感覚を覚えます。
冒頭にもある通り、実在の人物ではなくて「作品から得られるイメージ」をキャラクター化しています。ですので、史実との線引きができており、細かいことは気にせずに読むことができます。だからといって適当にごまかしのある作品であるというわけではなく、作者がこの時代の文学がいかなるものであったのかを真剣に探求したのだとわかります。物語は、彼らの住む街に起きた異変と、主人公朔の友である犀の旅立ちをきっかけに始まります。キャラクター同士のドタバタや関係性を楽しむ漫画かと思いきや…読み進めていくと、日本における詩の存在意義、それぞれの詩人たちが日本と詩・言葉にどう向き合ったのか、という問題を取り上げて行くようになります。朔の倒錯的で破滅的なキャラクターに惹かれてしまい、一気に最新刊まで読み進めてしまいました。エロ、グロ、ホモ、ホラー的な要素があり、明るく楽しい要素がほとんどないです。
これはすごい、面白い。本当の人物像と異なるとかは関係なく、とっつきにくい詩とか俳句に親しみが持てるし文豪同士の人間関係にまで興味が持てて良い。内容もファンタジックなだけじゃなくて、文豪たちの時代と現代の思考についての考察とかもあって、自分自身の実生活とも結びつけて考えることができる。勉強になるし楽しいし、文学好きにはたまらないと思う。これずっと続いて欲しいな。
みんな狂ってるんですが、ルールの中で狂ってるので読み物として成立してる。ギリギリ。あらすじは無いけど、伝えたい感情が迸ってて純文学そのものといってもいいと思うのに、漫画。懐古とアバンギャルドの両立してる趣味とエンターテイメントの両立(読む人によってはしてない)してる恐ろしい作品。声をあげて笑ってしまう。分からない人のが、幸せな作品。
1巻から2巻までのとっても気持ち悪くすごく気持ちが良くて心地よかったのに、3巻からは普通にまとまった漫画になってしまいました。残念です。
安易に人に薦められない問題作。「こういう話」と要約することが出来ない。しかしこれ程までに「真似できない」世界はない。友人には「一種のドグラ・マグラのよう」と説明した。漫画という形式を取りながら、ここまで禁忌的な議題に踏み込んだ作品はなかなかない。世界大戦という日本史の暗部を見事に表現。戦時中の心理を見事に描写していると思う。その切り口が詩歌というのも斬新。形容しがたい、というのが正直な感想だがどうも中毒性がある。ぜひ紹介のあった作品達も読んでみたいと思う。
すごいものを読んだ。最初の不穏ながらも穏やかな空気から、ブラックホールにでもぶち込まれたかのような暗く激しい世界に。簡単に戦争はいけないという話ではなくて、ファンタジーなのに「それぞれの人生の中に、こんな現実があった」と記した伝記のよう。説明ができない、という他の方のレビューの意味がわかりました。それどころか一回ではとても理解できない。そして読み手によって印象がものすごく変わる作品かと。私は読了後、朔の人生を思ってすごく切なくなってしまいました。ちなみに何と言おうと朔は総愛されキャラです!そんな気持ちでも持ってなきゃとても読みきれない…。作者様の表現力に魂を抜かれてしまった作品です。
漫画のフリをした、挿絵のある小説ですね。文字だけでは表現しきれない、えがかれたモノや人物果ては生物の後ろにある背景を映し出し、補完する。一滴の血にすら物語を感じさせる。かといって画だけでも表現できないどす黒いそして公正で清廉な考えや感情を文字で表す。ぐいぐいと引き込んでおきながら、突然ぽいっと放り投げるあの感じ。グッときます。
近代日本文学が特に好きなので面白い!作品からのイメージで設定される登場人物達は、各自の印象や思い入れも違うので?なビジュアルもキャラもありますが、引用される詩歌の解釈については作者さんの深い愛を感じます。小ネタもいいツボついてきますね。改めて詩集を読み返したくなりました。
好きな俳人が出ているので予備知識なく手に取りました。吸引力のある漫画。詩の絵による表現もすごい。パワフル。でも絵が個人的に好みではないのと、朔くんの姿が生理的にダメでした。なのでほかの人ほど高評価ではありません。でも続きは気になります。
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すごい漫画です。漫画というか、絵のついた小説という感じ。とにかく内容が濃い。作者さんの頭の中を覗いてみたいです。かなりぶっ飛んでます。サンプルで無理だと感じたらたぶんついていけないと思います。現実と幻想を狂気で行ったり来たりしている世界、なにが本当か分からなくなるような感覚を覚えます。