レビュー一覧

小学生の頃に少し読んだ記憶があり、気になっていたので最後まで読みました。色々と考えさせられるテーマが含まれていますね。

石ノ森先生の原作である同名の特撮ドラマが放送されていた当時と同時進行で連載されていたのに、内容がヒーロー活劇よりも異能バトル系寄りなのが本作の特徴でしょうか。

懐かしい永遠のさまようヒーロー。決してスマートじゃない、むしろ奇怪なのだけど、これは主人公の素直な心のなせる業。雑誌でドキドキしながら読みましたっけ。（特撮版はノリが全く違うのが大不満）絵が繊細になっていくころにあたり、急いで終わった感じは残念ですがいい作品です。

わぁ、懐かしいー。　イナズマンだー。　　実写のTV番組が小学生の頃、男の子の間ですごく流行ってました。　私は少ししか見ていなかったし、原作を読んだのは初めてなので、イナズマンは仮面ライダーみたいに改造されたわけではなく、元々人間だったことがわかりました。危機になったら、突然変身するんですね。　　色々、昔の風俗も面白かったです。あのバッグやノートを纏めるゴムバンドみたいなもの、子供の頃に憧れて欲しかったのですが、自分自身が中・高生になった頃には死滅しておりました・・　　エロティックなシーンが、今読むと全くなんてことのないシーンであることに驚きます。　　こういうエロテッィクな表現って、あるときから一気に過激に加速するんでしょうね。　イナズマンの変身の由来や敵や戦う理由を知れて、嬉しかったです。　　懐かしいキャラクターに出逢えたのも嬉しいです。　　イナズマンは”蝶”だったのか・・・そう言えば、触覚ついてますものね。

　最後の戦いは、今の感覚からすると呆気ないですが、長い間読めていなかった作品が、完結まで読めたということで、星４つ付けさせてもらいました。

単行本を読んでいたが、最後だけ読みそこなっていたので最終巻を読めたのは有難かった。バンバとサラーの関係は意外といえば以外」、石ノ森先生らしいといえばらしい関係でした。