レビュー一覧

1巻が無料のタイミングで読んでから衝撃を受けて当時出ていた6、7巻まで一気に買いました。病気にお詳しい方でしたら、「現実はこんなじゃない」「描き方が甘い」とか、必ずそういった意見は付き物です。ですが、１つの病気ではなく小学校を取り巻く環境での病気を様々に取り上げることをメインとしている漫画なので、見る方によっては症例の紹介程度になってしまったり解決が安易だったりという描き方になってしまうのはしょうがないと思います。それでも無知の私でもそれぞれのストーリーに心響くものがありましたし、病気だけでなく人間関係や成長、小学校という世界の中でのそれぞれの立場から見た想いが生徒から地域の大人のことまで描かれていて丁寧です。現在13巻までになりなしたが、最近は牧野先生の出番があまりないままのお話が多いので個人的には寂しいですが、牧野先生がきてから周りにも変化があって、先生がいなくても解決出来る環境になっていると思えばそれはいいことですからね。今後も楽しみにしてます。

すごく面白かったです。久々にアタリを見つけた！といった感じです。1話完結で色んなパターンの症状や状況が出てきて、読みごたえがありました。小学生の心理って複雑で、子どもなりに悩みがたくさんありますよね。無理矢理な感動話や中途半端なハッピーエンドではなくて、結構リアルでした。ぶっきらぼうだけど、芯は優しい先生が素敵です。先生が何か訳ありのようで気になります！続巻購入します。

過食嘔吐を繰り返す女子生徒のエピソードが酷いです。ちゃんと取材とか勉強してから描いた話とは思えませんでした。そんな単純に治る病気じゃないはずなのに。同級生男子(病気のキッカケになったイジメの犯人)が胸糞悪い。主人公(?)の性格が悪過ぎて全然好感が持てません。

文献や医療辞書を片手に病名とドラマチックを足したようなマンガでした。医療漫画と考えると浅すぎと感じました。まず過食嘔吐は心の病なので簡単には治るものではありませんし、児童虐待の話も子を愛せない母親と義父に対する解決策がよく読めないままハッピーエンドになっているし、全体的に浅いです。軽く読むには面白いかな？ドラマ化とかもしやすそう笑　と思いました。

1話を読んで、先生の存在をすごく羨ましく思いました。私も彼女と同じナルコレプシー患者で、周囲から全く同じような言動をとられていました。確かにおかしい状態だけど、居眠りばかりしてしまうというのは本人の怠惰としか捉えられず、周りの大人は病気だとは考えもつかないものなんです。症状そのものよりも周りの態度に追い詰められて苦しかった当時の気持ちが描かれていて、素晴らしい作品だと私は思いました。これを漫画だからありえないとは思って欲しくないです。

1話だけ読みました。夜にしっかり寝たにも関わらず寝てしまう女の子。病気に理解のない親、教師、児童だらけで孤立してしまう。読んでいて気分が悪くなりました。学校に来た医師が話を聞いてすぐに専門医に行くように指導すればよかったのに。そもそもそんな子供ならまず親が病院に行くなりネットで調べたりするはず。ムリやりドラマに仕立てようとしていてそこに違和感が出ています。主人公の医師も魅力に欠けるし。それでも感動系が好きな人には好きかも。私には合わなかったようです。

いろいろな病気紹介で面白いんだけど、有名な名探偵マンガと同じく「この学校トラブルばっかり起こるな～。・・・あの保健医は疫病神って言われてるんじゃ（笑）」とツッコミたくなります。

ストーリーが進むごとに、少しずつ牧野先生が変わっていくのが好きです。子供たちの心模様が沁みます…

こういう話を実写にしてほしいです。はじめて本を見て涙しました！

こうゆう人をちゃんと見てくれる先生がいるといいですよね。この作品を大学病院の先生やインターンシップの先生たちに読んでもらいたいです。