レンタル51万冊以上、購入135万冊以上配信中!
指定したジャンルは検索結果に表示されません
年齢確認
1巻無料で読んで、最後までお借りしました。宮大工の家の二人の兄弟と、木に宿る神様たちのお話です。長男は高所恐怖症で、大工の道を諦め就職しようとしたもののこれも失敗、地元に帰って来た青年(見た目中学生)です。彼は非常に楽天家として描かれますが、時としてその明るさは、内部の虚ろさを覆い隠すためのものにも見えます。弟は天才と呼ばれる技量を持ちながら、仕事を愛していない、いつも怒りを抱いた人嫌いの青年です。しかし彼の憤懣は、自分の存在価値を認められない事への絶望と、見捨てられる恐怖と裏腹です。こんなチグハグな二人が、祖父の棟梁や先輩の大工衆、自分を選んでもらおうと営業をかけて来る(笑)材木の神様たちと過ごしつつ、実際の仕事を通じて少しずつ本物の棟梁に成るために成長して行きます。1巻始めのほのぼのとしたファンタスティックな印象は、巻が進むにつれて良い意味で読者を裏切ります。弟の抱える事情までは(程度の差こそあれ)想像の範疇でしたが、3巻には大きなどんでん返しが用意されています。信じていたものが覆され、あると思っていたものが無い、そんな時に兄弟が互いに「発見」するものは何か。二人がどうして行くのか、最後まで目が離せませんでした。宮大工の薀蓄云々を期待し過ぎると肩透かしを喰らいますが、兄弟の成長物語としては、日本人の宗教観や原風景のようなものも踏まえた上での、厳しくも優しい、読み応えのある作品でした。
宮大工というあまり取り上げられない素材を、「木の精霊との交流」という視点で描いています。自分の職業にこれほど惚れ込めるというのは幸せなことだなあ……
まだ3巻までですが。周囲の残虐性に比べ、主人公達の青臭さも気になりますが、謎がより気になるので続きはよと思いました。
宮大工についてもう少し掘り下げて欲しかったです。神様との掛け合いが面白かったです。
木の神様たちがいい味出してて、おもしろかったです。宮大工の仕事がもっと盛り込んであったらな、と思います。
最初は、カジュアル過ぎて威厳のかけらもない神々がホイホイでてくることに違和感を感じましたが、元々木が大好きなので、読み進めるうちに引き込まれて結局最後まで読むことになりました。おもしろかったです。
最後の終わり方が好きではないけど、時々差し込まれるギャグがツボにハマり、3巻まで一気読みしました。
木が好きです。こんな風に木が話しかけてくれたらうれしいなぁ。長生きな木の神様、見守っていて下さい。
レビューを表示する
1巻無料で読んで、最後までお借りしました。宮大工の家の二人の兄弟と、木に宿る神様たちのお話です。長男は高所恐怖症で、大工の道を諦め就職しようとしたもののこれも失敗、地元に帰って来た青年(見た目中学生)です。彼は非常に楽天家として描かれますが、時としてその明るさは、内部の虚ろさを覆い隠すためのものにも見えます。弟は天才と呼ばれる技量を持ちながら、仕事を愛していない、いつも怒りを抱いた人嫌いの青年です。しかし彼の憤懣は、自分の存在価値を認められない事への絶望と、見捨てられる恐怖と裏腹です。こんなチグハグな二人が、祖父の棟梁や先輩の大工衆、自分を選んでもらおうと営業をかけて来る(笑)材木の神様たちと過ごしつつ、実際の仕事を通じて少しずつ本物の棟梁に成るために成長して行きます。1巻始めのほのぼのとしたファンタスティックな印象は、巻が進むにつれて良い意味で読者を裏切ります。弟の抱える事情までは(程度の差こそあれ)想像の範疇でしたが、3巻には大きなどんでん返しが用意されています。信じていたものが覆され、あると思っていたものが無い、そんな時に兄弟が互いに「発見」するものは何か。二人がどうして行くのか、最後まで目が離せませんでした。宮大工の薀蓄云々を期待し過ぎると肩透かしを喰らいますが、兄弟の成長物語としては、日本人の宗教観や原風景のようなものも踏まえた上での、厳しくも優しい、読み応えのある作品でした。