レビュー一覧

グルメ漫画・・・というほどは、ゴハンは出てきませんが、親子の愛、支え合う愛などが感じられる物語です。

一智さんの過去が切なかった。二人とも幸せになってほしいなと思いました。

設定年齢が開きすぎかなと。無理に恋愛にしなくてもよかったかな。

虐待されて育った子が、こんなに素直な大人になれるならすごいです。両親なと共に育っても、こんな二人にはなれないなー

優しい親戚のお兄ちゃんに引き取られた女の子がご飯を向かい合って食べることから、ココロをほぐしていく物語。奇をてらった献立はないのですが、疲れたココロにきます。

心に傷を負っている二人のお話。その傷が結構重くて読んでそこは辛かった。曲がらずに育ったかずともさんがエラすぎる。６年生の女の子を20代男の家に同居させるという設定にはだいぶ無理があると思う。いちのへさんの、登場人物の心の描き方は好きです。一巻の終わりに収録された別のお話がなかなか良かったです。義兄妹モノでその展開、良いと思います。

ほっこりする内容です。ただ女の子はまだわかりますが、男性の方に恋愛感情はしっくりきませんでした。

思わず2人を応援したくなる。10年後のストーリーが読んでみたい。

以前から気になっていた作品が、1巻割引になっていたので読んでみました。1巻は本当に切ないシーンが多く、子供が家庭の事情のしわ寄せを食うと言うのはこういう事なんだと、静かに訴えて来ます。一智さんの親はもうどうしようもない人達だったけれど（彼を救い出してくれた大人は居なかったんでしょうか…気になります）、わかばちゃんのお母さんは立ち直ってくれましたね。恋愛が絡んでくる以上、あのままずっと二人暮しが続かないのは判っていたけれど、一人になった方は辛いだろうな。表題にもなっている二人のテーブルにある二脚の椅子のデザインがバラバラなのがとてもリアルで、途中から突然家族になった二人の関係性を象徴しているようでした。いつの間にか、バラバラの椅子とテーブルはそれでしっくり完結した一組になり、違和感が消えて、それぞれに座るべき人を待っている佇まいになります。この椅子たちが再び毎日埋まる未来が早く訪れるよう、願わずにはいられません。巻末の4コマ漫画も可愛かったし（葛まんじゅうには笑った）、地味ながら良作です。

一巻は泣きそうになりながら読みました。ハッピーエンドで良かった。