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ヒロインが世間知らずの理想主義のお子様でイライラしっぱなしでした。これで22歳？うそでしょ、どう考えても10代の潔癖症の少女だわ。ヒーローが我慢強くて愛情深いからハッピーエンドだけど、正直ヒーローのためには祝福するけどヒロインには共感しづらい。まぁ、これから「女」になっていくんでしょうけどね・・・

ヒーロー小学生か？ヒロインも21歳の割にはかなり幼いですが、ヒーローも精神年齢同じくらいでは？好きな子をいじめて嫌われる・・・。まぁヒロインやっぱり幼いからどっちもどっち。自分からプロポーズしたのにその後の事を考えていないとか。「それも嫌これも嫌」少しでもセクシーなことを考えたら赤面＆動揺。夢見る少女過ぎでしょう。・・・もう少し大人になったほうが良いと思いますよ。これかもヒーロー苦労しそうですね。惚れた弱みですか。

ヒーローは、いい年して好きな子をからかい過ぎて怒らせてしまう、それも何年もの間、一回り以上年下なのに。そんな男性がプレイボーイなわけがなく、おかしい。自分に色目を使う女主人のいる館にヒロインと新婚で泊まりに行ったのも、その失敗への申し開きもないのも、感じ悪すぎます。それでも、ヒーローは特別ハンサムで身体も逞しく美しく、仕事で有能、家の管理もすいすい出来る。ヒロインは、資産があってフランス語が出来る以外に、めだっていいことがない。理にかなわない言動や思考がこれでもかと続き、ここまで愚かなヒロインはパスしたいとうんざりします。おまけにキャラクターの絵のTシャツ⁈ 服装に拘らないではなく、悪趣味でしょう、これは（素敵な小箱は買えたみたいですが）。それでも許されるだけのヒロインの魅力は書かれていない。ヒーローだけでなく、ヒロインも素敵な話を読みたかったら、この本は不向きです。

読みやすかったです。21才（間もなく22才）のヒロインと35才のヒーロー。2人がどういう経緯で知り合ったのかその説明がないので関係性がわかりませんが、かなり昔からの知り合いのようです。お話は王道でヒロインは400年の伝統ある屋敷を従兄弟に渡したくなくてヒーローに契約結婚を申し込みます。ヒーローは元々ヒロインを愛していたようですがそのわりになぜかヒロインにとても冷たい。好きな女の子に意地悪したくなる男の子にしては35才のいい大人なのになと思います。ＨＱだから仕方ないか。ヒーローの嫉妬は透けて見えるけどメロメロ度ははっきりしないのであまりドキドキ感はないです。ヒロイン以外の女性とたくさんデートもしていたようなので一筋でもないし。お金持ちでウブなバージンがヒロインなので子どもっぽっいとしてもこんなものかなと思い別にイライラすることもなく読めました。最後にヒロインが愛を告白するまで自分は愛しているといわず、ヒロインからの告白を待っていたのが残念だった。