レビュー一覧

始めは双子の兄弟が同じ男性が好きになるとヨクアル話だと思ったけど、最後にミラーイメージのタイトルの意味とどうしてこの二人が一緒になるべきなのかがやっと納得できました。読む前は兄弟で一人の男性を共用するというのがなんとなく道徳的に反するのでは？と思いましたが、読んでとても感動的な話です。運命的な出会いってあるんですよね。原作はロングミラー（違う鏡）て書いてたけどやっと納得できた感じです。

お姉さんが、……切ないなぁ。子どもまで作っておいて、本当の相手は自分じゃないって。なんか素直に、結婚して子どももできて幸せでメデタシメデタシとは言えない感じ。

なんだろう…ヒロインの姉を思うと切なくなるのは私だけでしょうか…ハッピーエンドなのにそこがひっかかってしまって…

かなり捻ってあるお話ですね。双子の姉妹が同じ男性と愛し合うことに、ぎりぎりの所で整合性を持たせた感じです。そうでないと下品な姉妹丼になっちゃうし（失礼！）。姉妹が二人で一人として機能するという、ちょっとSFっぽい構造を前提として理解して受け入れられないと、到底納得出来ない話になってしまいます。亡くなったお姉さんが、生きてる内に妹と彼を引き合わせていたら、普通のキューピッド話になったのに、何故それをしなかったのかは、ミラーである自分の存在をマーキングするように子供を産んだ彼女の最後の自己主張に、答が隠されている気がします。子供が出来ても失恋するなら可哀想ですが、そう単純な話ではなく、他の男性と結婚していた妹の人生を軌道修正し、正しい相手と結び直させる意図があった上での確信犯的な行動だったのでしょう。そうでなければ、ヒーローについて妹に嘘を言う必然性がありません。何かちょっと底知れなさと怖いものを感じる、不思議なお話でした。

ヒロイン姉がかわいそう。自分が愛して子どもまで出来たのに、ヒーローの運命の相手が自分ではなく妹だってわかってしまうなんて…。ミラー･イメージさえなければ姉がヒーローと幸せになってたかも。姉の思った通りにヒーローとヒロインが結婚してみんな幸せになったけど…姉を思うとせつないです。

サンプル版ではよくある話だなあと思いました。ハルも冷酷で怖い人だったし……。最後まで読んでタイトルの意味が解り、カースティが可哀想になりました。愛してるのに自分では幸せに出来ないって！哀しい………。

うーん、すごい展開でした。最初はよくあるお話だと思ってたんですが

ハッピーエンドなんだけど、とても複雑です。姉妹の不幸の上に幸せがあるように感じでしまって。姉が可哀想でした。

ただの双子より心が通じ合ってる?って事かな?　他の方も言ってますが…本当に姉の気持ちを考えるとちょっと居たたまれないですね。

うーん。作者買いだったんですけど、なんだか納得いかない。ハーレクインだと分かっていても。。ちょっと残念でした。