レビュー一覧

性同一性障害について深く深く考えさせていただいた作品でした。ありがとうございました。凄く感動して涙が止まりませんでした。

久々に泣きました。的確な文章が書けませんので、読んでみていただきたいです。性同一性障害でなくとも、人であれば心に響く内容です。

周囲に女性から男性に変わりたいとか、手術したいという人はいないけれど一人でそういう気持ちを抱えて生きている人はたくさんいそうだと思う。今はネットがあるので情報が入りやすくなったけれど、差別はまだあるのでそういう意味ではまだまだ言えない人も多いと思う。私は、なぜか小学校の時同級生のお母さんから「レズだ」という電話が家にかかってきて、それ以来女の子に対して警戒心を持つようになってしまった。差別されるというのは苦しいし、なんでそんなことを言われるのかわからないけれど今だに忘れられない。差別は無くならないかも知れないけれど、もっとたくさんの人が理解してくれる世の中になってほしいと心から思う。

切ないながらも、凄く幸せなお話ですね。あおいちゃんみたいな女性になりたいです！元気もらいました！

体だけの問題ではなく心の問題や差別、偏見、いろんなものと戦わなきゃいけないのですね。考えさせられました。

わたしの周りにはいないけれど、性同一性障害の人たちの純粋で、葛藤の多い人生を見させてもらった気がしました。

最近は性同一性障害が取りざたされて教育機関にもカウンセラーを置いて対応する所も増えました。テレビなんかでは、オネエと呼ばれる人達が面白可笑しく出てきたり。でも、まだ本当に理解される事や受け入れられる事は少ない。小さい頃から悩んだり苦しんだりする子の気持ちが描かれています。読むのが辛くなるけど、読んで良かったな。と、思いました。

自分のまわりにはこういう問題を抱えた人がいないので、あまり考えた事がなかった。しかし現実はたくさんの人が苦しんでいるんだなと思わされた。こういう人達がもっともっと堂々と生きやすい社会になればいいと願います。

性同一性障害がテーマでしたが、泣けました。どうか、主人公のような方に素敵な人生が舞い降りることを願わずにはいられませんでした。

すごく踏み込んだお話だと思いましたがスラスラと読めました。