レビュー一覧

外薗昌也さんは「最後の龍に捧げるうた」とかでも好きだったんですが。これは、アメリカ映画の「アウトブレイク」を日本の日常のスケールに直したものでしょうか。パンデミックの恐ろしさを描いたストーリーなので、決して読後感が良いわけではなく、怖いんですが。一度読んでみると知識になる？と思います。

なるほど、いつ訪れてもおかしくないな…と思いました。ですが、無期限ではなく48時間で充分だと思いました。何度も読み返したくなる内容では…

主人公が医師とは思えない。主人公の反応にリアリティーが無さすぎる。ただただイライラした。

政治や感染方法には多少リアリティーがありますが、病状の表現(特に最初の犠牲者)や医療関係者の対応にはあまりにもリアリティーが無い。主人公があまりにも無知すぎる。臨床医としては有り得ない知識の無さ。あの所見で感染症を疑えないような医師はまずいないでしょう。とゆーかあの遺体や目撃情報をみて薬物中毒を疑う刑事もまずいない。そして感染症の可能性が出てからの医療関係者達の行動があまりにも拙い。こんなわけねーだろってツッコミで疲れてしまう。モデルにしてるのかはわかりませんがアウトブレイクはもっとリアリティーがありました。著者の取材不足、テーマに対する勉強不足が作品に表れてしまっていて、残念な仕上がりです。

全2巻なので話があっさりしているのはかまわないです。しかしハッピーエンドのためとはいえ、あかり元気になりすぎです。散々医学的な事をいっておいてこのオチはなんだかなと思います。

細菌パニック系の王道のようなストーリーで、よくも悪くも期待を裏切らない。ただし、国の危機管理体制について、私は知識はありませんが、今の政治家さんたちのレベルならこの本の内容に妙にリアリティーがあります。

描写がとてもグロくて怖いのですが、現実にいつ起こってもおかしくない事なので読んでいてぞわっとしました。

面白いです。今、日本がこのような事が起こったら対処できるのか？今や輸入天国日本にウィルスは入り放題です。けしてフィクションの話ではないと思います。

下手なホラーよりよっぽどこわい！！実際にあり得る話で、読んでて痛かったです…自分が、自分の大事な人な感染したらどうしようって。漫画の中では血清ができて終息していますが、これが血清ができないものだったら…いろいろ考えさせられる作品でした。

普通に生活していると、忘れがちですが、最悪死んでしまうかもしれない程の危険は、身近にあるんだと、改めて認識できた話でした。2巻で完結ですが、内容は濃いです。