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色んな意見があるみたいですが(笑)、私は凄く面白かったです。最初のうちは、良い意味でドライでビジネスライクな関係が、じわじわと日々を重ねていくうちに、自然と染み込むように感情が相手に向かっていくのがリアルで素敵でした。真面目で、穏やかな二人のお話なので、お互いに好きなのに、ゆっくりとしか進展しないのも、ガツガツしてなくて爽やかです。賢い二人が主人公なので、会話が理路整然としていて、主人公達のちょっと変わった関係性にも無理なく納得できました。男性は物凄く理系な思考回路で、二人の間にルールを作ることで、恋愛によって起きる「ドキドキ・ハラハラ」を出来る限り単純化して、恋愛にハマらないようにするんですが、女性は自分が学んだ心理学をちょっぴり生かして、そんな男性の心理を分析しつつ攻めています。私は続きが気になって一気に読んじゃいましたが、途中で読むのやめた方、もったいないなぁと思います。好みがあるので批判はわかりますが、その批判の内容も、ストーリーのエピソードというか、やがて解決されるための伏線という感じなので。ちなみに話の中で突然始まる主人公の妄想も、毎回シチュエーションが凝っていて楽しいし、舞い上がる自分の気持ちを整理したり、鬱々と自虐的になりすぎないように客観的に捉えるためのプロセスなのかな?と思いました。
最初は面白い変わった設定だなと思って読んでました。が、巻を読み進めて、愛されたいけど雇用契約関係は続けたい女主人公に身勝手さを感じました。いろいろ屁理屈こねてますが、要は普通の愛しあう夫婦になっても旦那の善意で個人的なお金は貰い続けたいってことじゃないですか。かなり図々しいことなのに、何故か上から目線。しかも旦那は高学歴、高収入、イケメン、紳士的。これだけ揃えといて今まで寄ってくる女性が全くいなかった設定も無理があるし、それに対して特に取り柄もないのに要求だけはしっかりする主人公に腹が立ちます。
心理学に興味がある30代後半くらいの女性が楽しめる漫画(笑)正直、実験実録漫画ですよ、コレ。すごいリアルでワロタ。この漫画を楽しむコツは、「現代の課題をテーマにした、ちょっと変わった道徳の教科書」を読んでる気持ちになることです。あのですね、主人公の女性はけして上から目線なのではないのですよ。そう感じてしまうことが、もう現代の問題なんです。主人公の女性は、怖いくらい素直に、正しいことを考えてると思いますよ。結婚して10年くらいすぎると、多分嫌でもわかります。しかしリアルすぎて次の巻を読むのが怖いなんて!(笑)別の意味で今後が気になる漫画です。私はオススメ。
ドラマ化されたのを機に読んでみました。なんだろう、ヒロインにまったく共感できなかったんですが…。ちょっと心理学をかじっただけでそれがさも同然のようなやりとりもそうですが、設定や制度のことととかも軽く調べたことをそれらしく描いているだけで説得力がなかったです。合間に入る使い古したパロディーみたいな妄想劇場は痛々しいくて堪らなかったし。あと、世の未婚女性に喧嘩を売っているのかな? 結局は「女は結婚してナンボ」みたいな描かれかたなので不愉快でした。あと、多少はマシになったとはいえ、絵柄も進歩なく全て(人物の顔や全体的に)のっぺらだし、遠近法とかしらないの?バランスも悪いのかな?読みにくくてたまりませんでした。
サラリーマンなら婚姻届出さないと会社に変に思われる、控除も受けられない。と書いている人がいましたがそんなことはないですよ。私はサラリーマンで、人事総務をしていますが、事実婚で届け出を出している人はいますし、そんなことで詮索したり、特別に上司に報告したりしません(もちろん書類はいくので、よく見ればわかりますが上がそこまで細かく見ているようには思えない)、少なくともうちの会社は。また所得税法上の控除は受けられませんが、健康保険・厚生年金については被扶養者になれます。 たしかに、最初に設定に違和感を感じたら、嫌悪感が募って全否定になる人がいるのもわかりますが、絶対あり得ないことでもないと思います。私は、設定よりも細かいやり取りや、人物の心情など細部が気に入りました。
これは…名作なんではないでしょうか!突如始まる妄想劇場も、かなり笑えます。この作者のファンタジーも読みましたが、ライトな感じで社会問題、政治的な問題やセクシャルマイノリティーまで、日常会話ではなかなか話せない重めなテーマを軽やかに滑り込ませてくれるので、それはもう、読み応えがあります。私はもともと事実婚希望だったので興味津々に読み始めました。切り口がドライでいっそ気持ちいいです。が、作風は温かみがあって、登場人物もクールすぎないので、さわやかにスパイスが効いてるくらいの読み心地です。押し付けがましさがないと言い換えてもいいかもしれません。恋愛や結婚に夢や希望をかなり持ってる方は、読まないほうがいいかと(笑)
なんか、ヒロインの結婚に対する考え方に正直イラっとした。結婚した男女の負担格差に納得いかないのは理解できても、「無償で今まで通りはハードルが高い」とか、はぁ?って感じ。そんなにお金欲しいなら(欲しいけどさっ!)今まで培った効率化で生活費浮かせてヘソクリ貯金でもすれば? ただの守銭奴にしか見えなくなってしまいました。ヒロインに共感できない。専業主婦の地位向上の話なの?家事をお金に換算していく話なの? 結婚が嫌なもののような感じになるのが受け付けませんでした。
主人公が嫌いっていうレビューと面白いってレビューに分かれるんですね。これ、主人公が嫌われるのって、作者からしたらどうなんでしょうね?嫌なのかな?シメシメなのかな?設定として、主人公は「小賢しい女」なので、そもそも嫌われるタイプなんですよね。特に、恋愛でもなんでも打算的に物を考えることをしない人から嫌われると思うんですよね。院卒なのになぜそれを活かした仕事が出来ないのか…この小賢しさが職場でも嫌われるからですよね。この主人公を嫌いだと思う読者の感想こそが、主人公が普通に会社員が出来なかった理由だと思います。そして、6巻以降、主人公は夫婦になって家事代行の給料がなくなることにもやもやするのですが、これも当然、家事代行を給料が発生する仕事して行っていたわけだから、明日からボランティアだよなんて言われて出来るかっていうのは理解できる。そもそも結婚して主婦が家事をやるのが当然だと思うことがおかしいのかもしれない。平匡さんは、家事代行業者として主人公を雇っていたのです。家事=給料を払っても代行してほしい仕事、なわけです。妻になったとたんに、家事も無給でイチャイチャもする(自分と相手がしたいときが合うとも限らない)。無給で。…って考えると、女性って大変ですね。無給労働を当然受け容れろと言われているわけですからね。男女ともに外で働いて、家事代行を第三者に依頼するっていうのが一番いいかもですねー。
どちらかと聞かれたら、「好きではない」作品ですね。まずヒロインに共感できない時点でアウト。ちゃんと就職しなよ、派遣でもバイトでもなんでもやりなさいよと思ってしまう。それでも、絵が好みだったりヒロインに可愛げがあれば感情移入できるかもしれないけど、絵がのっぺりしすぎててキュンキュンできない(涙)話題の逃げ恥だし、1巻と3巻だけは読んでみたものの・・やっぱりこの先はどうしても読みたい!とは思えなかったので挫折です。結婚て契約とか金じゃわりきれんのですよ。途中で企業に就職するとか迷うくらいなら、最初からちゃんと働いて気持ちが伴った結婚しなさいよと小姑目線で終わりました^^;
賛否両論あるようですが、私にはヒットでした。自分も今、結婚した上での無償の主婦業をしているので、日常生活をしていく上での日頃思っている事がバンバン出てきて共感出来ました。時間外手当や週休欲しいと思いますもん。軸の二人が頭が良くて話し合い出来ているのも、読んでいて羨ましい…。結婚であれ、同棲であれ、シェアハウスであれ、生活空間を一緒にしているのであれば、話し合いが出来ないと上手くいかないよね!と実感。または聞く姿勢とか努力は絶対必要。こんな旦那、または彼氏が欲しいと思いました。奥手だけど、プライド高いけど、こんな風に頑張ろうとしてる姿を見たら、大抵の事は許しちゃいますよ。あとで絶対話し合ってくれると思うし。お仕事漫画としても、恋愛漫画としても面白かったです。
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色んな意見があるみたいですが(笑)、私は凄く面白かったです。最初のうちは、良い意味でドライでビジネスライクな関係が、じわじわと日々を重ねていくうちに、自然と染み込むように感情が相手に向かっていくのがリアルで素敵でした。真面目で、穏やかな二人のお話なので、お互いに好きなのに、ゆっくりとしか進展しないのも、ガツガツしてなくて爽やかです。賢い二人が主人公なので、会話が理路整然としていて、主人公達のちょっと変わった関係性にも無理なく納得できました。男性は物凄く理系な思考回路で、二人の間にルールを作ることで、恋愛によって起きる「ドキドキ・ハラハラ」を出来る限り単純化して、恋愛にハマらないようにするんですが、女性は自分が学んだ心理学をちょっぴり生かして、そんな男性の心理を分析しつつ攻めています。私は続きが気になって一気に読んじゃいましたが、途中で読むのやめた方、もったいないなぁと思います。好みがあるので批判はわかりますが、その批判の内容も、ストーリーのエピソードというか、やがて解決されるための伏線という感じなので。ちなみに話の中で突然始まる主人公の妄想も、毎回シチュエーションが凝っていて楽しいし、舞い上がる自分の気持ちを整理したり、鬱々と自虐的になりすぎないように客観的に捉えるためのプロセスなのかな?と思いました。