レビュー一覧

面白かったです。ドラマを見ているような感覚で読めました。続きが読みたくなる漫画だと思います。

私は文学部だったので、文学部特有の空気感がうまく描けているなぁ、と感心しきり。（あとがきで作者さんが大学を取材した様子が書かれています）繊細な絵が綺麗で内容とよく合っていて加速的に引き込まれ、気づけば4巻まで読破。23歳のピュア過ぎる大学院生の初恋…珍しいテーマだと思うのです。よくある高校を舞台にした青春モノとは対極にあります。地味で物事に消極的、でも殻を破ろうと模索している主人公。それを「教育者」として導こう…と思うも、惹かれる気持ちもある初老の大学教授。主人公とは真逆の、太陽のような元妻である非常勤講師。同じ学部の明るい友人に、掴み所のない助手…続きが待ち遠しくなる、素敵な世界観です。サンプルで惹かれた方は、是非v

オジサマ好きにはたまらないマンガでした！！じわじわと進んでいく展開でニヤニヤしたりズキズキしたりととても楽しく読ませていただきました。次巻がとても楽しみです！！

1巻無料だから読んで見ようと思って、いつの間にか4巻まで借りてました。切ない……周りの言葉にダメージくらっても頑張る主人公を応援したくなります。もれなく主人公と一緒にダメージをくらいましたが。続きが気になります。

3巻まで読みました。良い作品です。ゆったりした作品ですが、所々ドロッとした人間の心理描写が生きていて深みのある作品だと思います。私はちょっと意地悪な田中さんが好きです。当て馬ポジションなのは切ないですが、頑張ってほしいですね。でも、教授もまさに大人の男性といった感じで素敵な紳士です。樹里ちゃんや元奥さんとの関係など、これから人間関係がこじれていきそうですが、先が楽しみです。

個人的には最終巻で今までのストーリーを台無しにしたと思いました。せっかく面白かったのに。綺麗に終わらせるにはこの結末が楽だったのかもしれませんが、日本人の考える純愛の王道って感じで陳腐。本当に残念。

恋ってなんだろう？という疑問を、ある種､哲学的に掘り下げていて、しかしコミカルな要素もあったり、絵もほのぼの、やんわりとしていて、重苦しくならずに、ある意味、絶妙な作品かもしれません。主人公がドイツ文学に関わっていて､作品を彩るアクセントになっていますが、どちらかというと、この雰囲気は…英国文学…のような気がしますが。年の差恋愛が主になっている作品ではありますが、年上の殿方に興味がない人でも楽しめる作品ではないでしょうか。

久しぶりに漫画を読んで涙が出てきました。こんなに読みごたえのあるラブロマンスは初めて読んだ気がします。シュバルツさんは不器用だけど、真っ直ぐで全然いやらしいところがない、気持ちの爽やかな性格だと思います。また、それだけ真っ直ぐだからこそ黒い感情に飲み込まれやすくて。登場人物の若者3人がみんな人間くさくて、それぞれに長所も短所も愛しくてたまりません。そして、何より教授・・・知的・おじさま・眼鏡、最高です！

心情が凄く丁寧に描かれている作品。絵も内容に合ったもので、静かな感じがとても綺麗です。

5巻とも買いました！！！この作品はすごく好きです！ただの少女マンガじゃありません。20代の女性が60代の男性に恋をするお話。現実的に考えるとなかなか無いことですが、長閑の庭は本当に素敵な、だいすきなお話です。榊教授が本当に魅力的です。シュバちゃんもピュアでついつい考え過ぎてしまう真面目で本当の恋をするのが初めてな女の子。初めは「恋ではないよ」と教授に言われてしまいますが、物語が進むにつれて、教授との距離が近づいたり遠ざかってしまったりして…これは恋なのか師弟愛なのかわからなくなっちゃったりして…。殻にこもってしまいがちだったシュバちゃんが、たくさん学んで人として女性として綺麗になっていくのが、とっても素敵です。田中さんと樹里ちゃんは、本当はいい人なのに、恋をする事によって黒い気持ちに支配されてしまうのがとてもかなしい。これ以上自分も他人も傷つけたりしない、暖かい人に戻って欲しいですね。。もうどんな言葉でも、こんな私の言葉じゃ足りないほど素晴らしい作品です。購入してるマンガなので、1ヶ月には1回必ず読み返してしまうほどだいすきで、その度に恋がしたくなる。まだ完結してないのでとにかく続きが気になって仕方ありません！！！どうか、シュバちゃんと教授が幸せな結末になりますようにと祈ってます！