レビュー一覧

生い立ちのことから、男性を信じきれないヒロイン。そんな彼女に対して誠実かつ紳士的にふるまうヒーロー。途中、諍いはありますが変にこじれることはなく、安心のハッピーエンドです。お相手の男性が主人公のことを思いやって気持ちが育つまでまっていてくれるやさしさが、素敵だな、と思いました。

出逢ったばかりで情熱を交わしてしまう二人。ヒロインは生い立ちから、どうしても男性を信じられなくてプロポーズするヒーローに本音でぶつかるところ、好きです。

いまいち。肉体関係はあるのに付き合うのは怖がるけど、また会いに行っちゃう。うーん？何だろう、言い訳ばかりで前に進めないヒロインと全部受け止めて愛してくれるヒーロー。個人的には好きな設定だけど、好きになれないのはじれったい表情不足と戸惑うコマ不足ですかね？これ藤田和子先生とか、思い切ってJET先生が描くと意外と面白かったのかもしれません。これは私はもう読まないでいいかな。

ヒーローに対して積極的なのに後ろ向きなヒロインが幸せになってよかったです

結婚に消極的なヒロインが少し頑なかなぁと、思いましたが、まあ、両親を見ていれば仕方がないのかも。お友だちの事がなかったら、ヒロインはあのままだったのかしら？ともかく、ヒーローの想いが実って良かったね。

ヒロインが頑なな理由の裏付けが弱く振り回されるヒーローが気の毒です。

ヒロインの行動がふらついて見えますが過去を乗り越えられてよかったです

体だけの関係にヒロインの方が積極的になるのは今まで読んだハーレクインには無かった気がする。ヒーローのおかげで考えが変わって結婚に踏み切れてハッピーエンドになってよかった。

「男性不信が強いのに身体の関係を結ぶのはおかしい」とか「既成事実がありながらなかなかヒーローの求婚にイエスと言わないのはおかしい」と酷評する人も居ますが、「時には自分自身も持て余すのが感情(情熱)というもの」でしょう。まあ、「男としてはヒーローの様な度量を持ちたいもの(若しくは「かくありたいとは思う」が難しいもの)」だけどね。「女性側から見れば理想」なんだろうけれど「女性にとっての都合の良い男像かな?」ともひねくれた見方も出来てしまうので・・・。(かく言う我々男の方が余程「自分達にとって都合の良い女性像を考え過ぎ」でもあるんだけど)

ヒロインの男性に対する考え方を知ると、その行動はどうなのかな？と思いました