レビュー一覧

ヒロインと母親の話のようで、ヒーローはヒロインが悩んでいても気のせいにしたり、母親に何も聞かないし、あまり好きになれないキャラだった。

個人的にはすごい好きなお話です。 天涯孤独で生きてきたからこそ、自分にはないヒーローの大家族の温かさに疎外感を覚えたり、打ち解けようと頑張りすぎて逆に自分を追い込んでしまうヒロインに親近感を覚えました。 あまりハーレクインでみない題材のような気がして、新鮮です。 ハーレクインのヒロインって、聡明だったり、天真爛漫だったり、いわゆる「ホントにいい子！」なことが多いですが、このヒロインは頑なで生きていくのに少し不器用で、等身大なキャラクターで感情移入して読めました。 そんなヒロインがヒーローとベネツィアの人々によって人の愛し方、愛され方に気づいていくストーリーに温かい気持ちになりました。 無邪気な1面を見せたヒロインに心惹かれ変わらず愛し信じ続けるヒーローの姿は、実際こんな人いないと思ってても憧れます。 自分の殻に閉じこもって頑ななヒロインに途中うーん(´-ω-｀)てなり、☆−2。でもヒロインに愛想つかさず包み込むヒーローに☆＋1で、4に。

男女の恋愛物語というよりは嫁姑物語って言った方が近いような気がします・・・σ(^_^;たぶん原作の小説では、追い詰められるヒロインの心情とか義母とヒロインのやり取りとか、ヒーローとのすれ違いとか、繊細に緻密に描写されているのかもしれませんが、どうしてもコミックでページに限りがあるとそこまで描けないわけで、どうしてもストーリーに唐突さを感じてしまいました。

ヒーロー一家がとてもにぎやかで素敵な家族でした

孤独に生きてきたヒロインが愛情に包まれたヒーローを本当に受け入れられるまでの葛藤が時々意地になってるようにもみえた

お話の意図することがわかりません。ヒロインの考えをヒーローが理解するのは難しいだろうし、単なる我儘にしか思えません。

マリア様の鼻が丸くて上を向いていてどうにも違和感があり見るたびに気になってしまった。神々しさがなくて、庶民的な近所の元気なおばさんみたいに見えて残念です。ヒーローが女心をわかってなくて魅力が薄かった。

このヒーローはダメ。ヒロインが馴染めなくて悩んでるのに「なんで？みんないい人だよ？」って、そりゃ産まれてからずっとここに暮らしてる人だからでしょー！ヒロインのように家庭環境も言葉もまったく違うとこにひとりで放り込まれてもそう思えるのか？あのヒーローなら思えそうだけど、全然ヒロインに親身になってない。勝手の違うヒロインはやや鬱？自分でおいこんでしまうとこはわからなくはない。憎まれ口たたかれても受け止めるヒーローはいいんだけどなぁ。歩み寄ろうとするヒーロー母は素敵だけど、50年前に…って今おいくつ？

ヒーローとヒロインは愛し合っていますが、ヒロインが一人で生きて来た為にヒーローの大家族に付いていけなかった事が問題でした。ヒーローの母もヒロインへの態度が周りの人への態度と違って、それもヒロインを不安にさせました。ヒーローとヒロインの恋愛のお話というより、家族間のお話の方がメインという感じでした。

嫌いなストーリーじゃないし、懐かしい雰囲気がする絵柄はあまり気にならなかったのですが、全体的に読みにくい……。ところどころデッサンが狂っているせいかもしれません。それから、今イチ見せ場に迫力がないです。