レビュー一覧

オペラ座館が再び舞台になります。読んでいて最後は少し切なくなりました。

オペラ座の怪人再び。またかっ！と思いながら読むと驚きます。金田一作品やはり好きです

オペラ座第三の殺人？えっ？第二はいつ？と探しちゃいました。小説なんですね。第一の殺人と比べると絵もセットの豪華さもちがいます。一作目ではただの宿のおじさんだった黒沢さんは演劇人だったみたい。犯人の心持ちをみて決してただの悪人として断罪しない金田一。けれど殺人の罪は罪として裁く。安心して読めます。

オペラ座館3も犯人があとちょっとのところだったんだよなあ。金田一ってけっこう運の男だよな。

オペラ座絡みの事件は一番最初の漫画で、二回目はどこにあるのか分かりませんでした。そしてこのストーリーは長いですが、読み応えはありました。

金田一少年シリーズ3度目のオペラ座館、呪われていますね。毎回劇団員が最低。そりゃ恨まれて殺されるよ。。。と犯人に同情したくもなります。切なくて犯人に同情したくなるような動機があるのが金田一少年シリーズの魅力のひとつですね。

さすが、オペラ座館は怖いですね。動機がとても悲しくて、犯人に同情を禁じ得ません。被害者には1ミリの同情も出来ないですね。

オペラ座の怪人に準えたストーリーと舞台設定で雰囲気は充分、登場人物が意味深で、某有名少女漫画のソックリさんも出て来たりします。続け様に起きる事件もトリック好きならもっと楽しい。全部が不可能犯罪っていうのは余り無いし、すごく読み応えありました。犯人の冷酷さ、容赦のなさ、悲しさがドラマティックに伝わって来て、読後感は犯人こそが主役だったような気分になります。全てが終わった後、思いがけない出来事から金田一の戦いが再び始まります。圧倒的なストーリーの厚さで★5つ。おすすめです q(^-^q)

犯人と動機は予想できたけど、トリックがさっぱり分からなかった。それにしても犯人1人でこのトリックを実行できるのだろうかと思ってしまった。

犯人は流石女優だけあって名演技だったな被害者そら恨まれるわ犯人の恋人の事も家事の事も全く悪いと思ってなさそう