レビュー一覧

ギャグセンは相容れないものがあるが、話は面白いですねー。ドラマも始まってまた賑わいそう。

アナザーストーリーは微妙だが、後は中々楽しめた。

表題の「殺人レストラン」はスピンオフの「犯人たちの〜」のような犯人視点。犯人視点にするとやはりギャグ要素が増すため、息抜きにぴったり。

表題作は金田一君が少し冷たいなと思いました。気付いてたなら早く剣持さんに言って被害者助けないと、もしかしたら虫の息で生きてるかもしれないし金田一くんが犯人で遊んでる間に死んでしまうかもしれないとは考えないのかなと思いました。

殺人レストランは殺人が起きてるのにコメディでおもしろいです。

懐かしの短編が読めて良かったです。絵もこのころの方が良かった。

金田一シリーズの中では珍しい短編集。連載中の息抜きという意味合いで出ていたものをまとめたもの。ややこしい謎はなく気軽に読める。男性読者サービス的な話もあり。

金田一シリーズはどれ読んでも面白いし、短編集も良かった。

短編集はコミカルなものが多いので、殺人事件ながらクスッと笑えてしまいます。

「殺人レストラン」ある意味、犯人たちの事件簿の原形。犯人があまりにもマヌケすぎて笑った。金田一達が1度店に来たがよその店に行ったのだから、その隙に「臨時休業」、もしくは「定休日」の札をかけて置けば良かったのに。剣持のオッさんの味覚異常説浮上。「1/2の殺人者」短編にしては珍しく後味の悪い話。知らなかったとは言え、実の父親を殺してしまった犯人。父親の婚約者の「本当の父親と言えない分、愛情を傾けてらしたのにそれすらも分からなかったの？」いや、普通は理解できんだろう。そもそも自分が親友の嫁寝取ったのが悪いんだし。その嫁が死んだらすぐ新しい嫁見つけてくりゃそりゃ娘も勘違いしてもおかしくない。「亡霊校舎の殺人」こちらも長編並みに重い動機。被害者が殺されても文句を言ないゲス野郎。金田一が犯人にかけた最後の言葉「人を殺して誰かが救われたのオレ、1度だって見た事ないんだ・・・」は深い。