レビュー一覧

クレムリン宮殿を模した別荘で沸き起こる悪意。金田一には珍しい心理サスペンス。人を貶める悪意に満ちた遺産争いの中、高遠の犯罪芸術家としてのプライド、金田一の正義感の対比が際立つ。密室のトリックは秀逸。逆転、また逆転するストーリーも最期まで気が抜けない。犯人に向けた意外な人物の意外な一言、金田一のラストの一言が残る作品。5つと思ったけど★4つ (@_@;)

胸糞悪げな事件が一応解決、したかと思われたあとにでてくる真のコンダクターの更に輪をかけた胸糞悪さが印象深い。

高遠さん登場回です。ここで初めて高遠の協力者も判明します。この回では高遠の人間らしい部分も少し見えます。なんというか…私は館シリーズ結構好きなのが多いです。

なんかラストで減点…途中までは面白い。高遠さんも出てきます。人の内面って怖いなーって気持ちにさせてくれます。

ラストシーンの高遠の人間味のあるところが素敵でした！

高遠の出る回はやっぱり見応えがありますね！！

舞台はお城のような別荘、マトリョーシカの人形がキーアイテム。地獄の傀儡師、高遠遙一も登場!芸術的でミステリアスで、美しい事件がスタート。今回は金田一少年と高遠が対決するが、果たして勝つのはどっちか。ドキドキワクワクのミステリーが描かれています。

トリックもさることながら、高遠の人らしさが垣間見れた作品。人形のトリックは面白かった。

やっぱりおもしろい！！何度でも読めちゃう☆

館内に集められた遺産相続の候補者たちが真の「コンダクター」の指揮通りに争わされる話。親族による遺産目当ての骨肉争いではなく、それぞれ理由があって金に執着する人間の醜い面が出ています。作中の誰かさんが言っているように「性悪説」がふさわしい作品だと思います。