レビュー一覧

作者買いです。海沿いのお宿とびうお荘で、凄腕料理人兼主人の旦那さんと押し掛け中居の梢さんが、中心に起こるドタバタなのにゆるゆるな人間ドラマです。ちょっと笑えたり、切なくなったり、サクサクと小気味良くストーリー展開していくのにどこか緩やかな雰囲気があります。私的萌えポイントは旦那さんです。料理の腕は凄いけど、職人気質で寡黙な旦那さんが、パワフルな梢さんや個性的な脇キャラに振り回されて右往左往するのが可愛い！弱ってる姿にキュンです。全作品共通なのですが、この作者様のさりげな〜いキュンポイントに毎回やられます。キュンポイントはたまにあるから良いのです!!…が信条なので絶妙。４巻で最終巻ですが、良い終わり方、「そこを何とか」もそうですが、最後には最高にはならなくとも最悪にはならない、作者様の人柄でしょうか。それでも梢さんには最高の始まりでだったのかなと思います。…梢さんの謎が解けてスッキリしました。…頑張って〜旦那さん(笑)逃れられないとは思いますので。

そこをなんとか！から知っている作者さんです。とてもあっさりとした、でも温かいお話が１話完結型で進んでいきます。ただ、表紙の...タッチも色使いも違いますが、雰囲気があまりにも吉田秋生先生の『海街diary』に似すぎていて...タイトルロゴまで。だからどうというわけではないのですが、そこがすこーしだけ、残念でした。

何となくこういうことになるんだろうなぁと思っていた展開でしたが、最後は想定外でした。読んでいて、気持ちが洗われていく作品でした。

美人女将に振り回される宿の主人（おじさん）。二人の今後の展開が気になる！

作者買いです。投影をキッチリ乗り越えてるなぁ。と思う作家さんです。子育て中で漫画から離れているうちに色々完結作品が出ているようで、嬉しいです。

作者買いです。麻生先生の作品はどれも独特で話の結末が全然読めないのに、なんか納得してしまうところがクセになっていつも買ってしまいます。この作品はその上ほぼ1話完結でとても読みやすかったです。終盤は急展開っちゃあ急展開でしたが、ハラハラ感もあり、麻生先生独特のユーモアもあり楽しんで読めました。今回不器用な民宿の主人のおじさんと若い女性が主役という今までにない形だったので、どういう展開になるのかなと思いましたが、おじさんが若い娘さんに転がされて当惑してるのが楽しかったです。

初めて読む作者さんでたまたまお勧めに出てたので、試しに１巻借りてみたらハマりました！最初の方は民宿に来るお客さんメインの話で完結してますが、次第に訳あり仲居(笑)の彼女の謎になります。全巻あっという間に読んじゃいました。とても面白いです。

全部で4巻ですが、しっかりと話が構成されていて、最終巻で話の帳尻がきちんと合います。伏線もきちんと回収。そして最後は大団円。波の音でぐっすり眠れて、美味しい料理が出て、温泉があって、景色の他に特に何もないこんな渋い宿に行きたいですね。

おもしろい。この続きも読みたい。日常を書かせると上手ねえ。田舎が舞台だとより際立つ。しばらく経ったらまた読み返して見たくなる。

作者買いをしました。ゆっくりと話がすすみますが、さいごにつながる伏線に、ビックリです。