レビュー一覧

どこにでも起こりそうな話で薄ら怖かった〜。映画「ルームメイト」思い出しました。子どものころ安野さんのジェリーインザメリィゴーラウンドっていう双子モデルの漫画読んでました！あと同世界設定のジェリービーンズも、合わせて出してほしい！もっかい読みたいです♪

表題作の「カメレオンアーミー」、怖い話だ…「脂肪という名の服を着て」を読んでも感じましたが、安野先生は女が内奥に抱えている、根源的なドス黒い部分をコミカルに描くのが、メチャクチャ巧いです。

短編集になっています。最初の話がちょっと怖かったです。きっと現代のどこかで実際にあるんだろうなと思わせる恐怖でした。(ホラーではないので安心してください)

モヨコさん好きなので、良かったです。サクサク読めて、テンポも良かった。

若干、物足りなさと全体的に暗さを感じましたが安野モヨコさん独特の視点が面白かったです

女性の嫉妬だったり、弱さだったりが全面に出ていて読んでいてスッキリしました。とくに題名にもなっている「カメレオンアーミー」は自分のことを言われてるんじゃないかと思うくらいリアルです。加えて、90年代ならではのコギャル風な女の子の絵がカワイイです！

昔の短編集ですね。安野先生の描く地味なモブ女の子とかってリアルだよなあ。そしてそれをジャッジする女同士の目線も...

懐かしい。これ今の30代後半辺りの人、丁度思春期に読んでましたよね。当時は何も考えずに読んでたけど、今読むと全く違う目線で見てしまい、新鮮な気持ちで読めました。あとがき見てると安野モヨコ先生はこの頃のギャグセンス絶好調だったなぁとか。あと、ルーズソックスの女子高生とポケベル出てくるシーンとか笑ってしまったよww今の若い子知らないだろうなって。まぁ私はベルよりピッチ派でしたがww最初の何話かは割とドス黒い話があって面白いんですが最後のシナモンなんとかってのは女性軽視を感じて胸糞悪くなっちゃいましたね。ああいう馬鹿っぽくて自分のない子がやたらもてたんですよね、当時。今もかな？若いころはなんとも思わなかったけど歳とって見るとうわぁって思ったり。やっぱり考えや価値観変わったからなぁ。漫画や映画、小説などの物語は歳をとってから読み返すとまた違った楽しみ方ができますね。安野モヨコさんの本は中高生の頃、全て持って読んでたので、どれを読んでも懐かしかったり笑える場所が変わってたりドン引きしたりで、自分の新たな発見がありました。

とにかく絵が好き。一作よくわからなかったけど、とにかく絵が好き！ワールドが好き。

サンプル見て面白そうだと思ったのですが、あまりにも短編すぎて、拍子抜けです。長編に期待を込めて星二つ