レビュー一覧

いわゆる赤軍派と呼ばれた若者達が起こした事件の数々を漫画化したものです。あさま山荘、東大占拠などの有名な事件は時折テレビなどで特集されていたりしますが、具体的に彼らが何を目指し、どう暴走して行ったかは説明されないんですよね…それが仄暗くも丁寧に描写されていて背筋がゾワゾワしました。今世界中で問題となっている某集団のテロ行為も、つきつめて考えれば日本のこの事件と根っこは同じなのかもしれません。

＜ウィキペディアを読んでた方がマシ？＞　期待して読み始めたが、まったくの外れ。　まず、当時は社会的エリートであった学生たちが過激思想に染まって行く時代背景の描写が殆どない。　また、理想と現実の狭間で揺れる生身の人間としての登場人物それぞれの個性が感じられず、青年期の青臭さ、小集団内でのギトギトした人間関係、仲間内の権力闘争、男女の性と嫉妬などの描かれ方も淡白。単なる優等生集団の暴走という印象に収まってしまって、まったく食い足りないというしかない。　ウィキペディアでも読んでいた方が事実の生々しさが、もっと伝わって来て、マシかも。　ただ、当時を、まったく知らない若い人には、入門書、概要書としては、それなりに読みやすく、第２巻以降での迫力ある展開を期待して、大負けで星二つとした。、

人間が集団の中で変質していくさまが面白い。個人と個人になれば普通の関係に戻るんだろうが終団対個人になった瞬間から転がり落ちるように異質なものへ変化する。おすすめです。

自分が生まれる数年前の有名な事件、昔のニュースでしか知らなかった内容が、漫画によってその事実を知ることが出来ました創作無く淡々と状況が進んで行くこの作品はドキュメントとして素晴らしいと思います間を置かず次のシリーズを読みました

痛いわあ。これがかっこいいと思ってしたんですね。この中2病のみなさん。まじめに生きている人の邪魔をしないで欲しい。

あさま山荘で銃撃戦を起こした過激左翼テロリストの始まりから過激行動をエスカレートしていく過程を丁寧に淡々と描かれている。最初は仲間内で和気あいあいとしながらも、街中で強盗やデモ、交番襲撃など暴力団・チンピラさながらの活動をしていくのだが、追い詰められ人里離れた山の中に拠点を移動していく。そのうち仲間同士で疑心暗鬼に陥り、内ゲバと言われるテロリスト同士の殺し合いを始めるようになっていくさまが興味深い。この流れについての描写は見ていて引き込まれるものがあり、一読する価値あり。このあとのシリーズではさらに過激ぶりがエスカレートしていき、あさま山荘事件の引き金が描かれている。続きもぜひ読んでほしい。

連合赤軍の軌跡がわかりやすい。バカな奴等だとは思うが特殊状況に置かれると人間こうなってしまうのかな。

学生運動を知らない世代には分かりにくい。なぜ学生運動に走るのか背景を中心に展開できるとよい

人物が似ているのでストーリーが入ってきませんでした。

淡々と流れに沿って書かれていて、続きは気になるけど読むのに疲れる。。人の見分けがつかない