レビュー一覧

戦国武将といえば誰？という質問に千石権兵衛秀久と答える人はそうはいない。私的な意見だが、実在したのかも分からない、誰やねん？的な武将の生涯を描いた物凄く面白い作品。あえてイチ武将の視点から見た織田信長が雄壮で、且つ神秘的な人物に描かれているのも目新しいし、日本が歴史上一番煮えたぎっていた時代をエネルギッシュに描いている。久々に満点着けたすげぇマンガ。

小説でもコミックでも書きつくされた感のある戦国時代の話ではあるが、主人公に仙石秀久というさほど有名でない武将を持ってきてセンゴク（仙石　戦国）の掛詞にした作者の意欲に感心した。ストーリーは史実を踏まえてしっかりしているし、少々タッチは粗いが迫力ある絵がストーリーと良くあっている。

全巻読みました。仙石久秀を中心に、織田信長の岐阜城攻めから、浅井小谷城攻めまでを描いており、非常に興味深かったです。斎藤龍興が、岐阜城落城後も様々なところで暗躍していたこと、一向一揆の勢力の大きさ、比叡山焼き討ちがなぜ行われたのか、城攻めの際の升形虎口の恐ろしさ、などなど、知らなかったことばかりでした。まだ、要所要所の織田信長の名言なども、非常に魅力的でした。続きも読みたいです。

仙石権兵衛から見た織田信長と木下藤吉郎が新鮮で引き込まれました。面白い。全巻セットがあれば良いのにと思います。

近年、本人の手紙が見付かりましたね。あまり有名ではない武将ですが、15歳から信長の元、秀吉に仕え次々と出世していきます。大切な仲間との出逢いと別れ、幼なじみとの恋、そして歴史の分岐点を間近で見る一人の男。青年誌なのでエロは多少ありますが、戦国一統記あたりになると全くなくなってしまいます(笑)次々と時代から消えていく敵武将の過去も丁寧に描写されており、なんとなく感情移入してしまいますね。巻末の作者の歴史考察も興味深いです。

本当に面白い!続きがよみたいけど1作品が高い。お得な全巻セットが出てほしいです。

とても素晴らしい男の生き様が描いた歴史ストーリーでした

全てのシリーズを読んでからこのシリーズを読むと尚面白い

すごく面白いんだけど、この主人公のこと知らない。

カラー部分の色使いがとてもきれいでいいなと思います。