レビュー一覧

この作家さん好きですね。甘いのから重暗いのまで今回のような耽美的な、ＪＵＮＥっぽいものも描ける方で今回も面白かったです。表題作の終わり方は潔くて好きですねえ。そのあとのことは２人だけの秘密とでも言ってばっさり切るような。余韻が残ります。でもたしかに評価分かれる気はします。表題作の夏の暑さ湿度。感じます。果物を放置していたらどんどん腐っていく感じ。庇護がないと生きていけない弱い壱葉が……だったのはヒヤっとしました。読んでみて全体的に長野まゆみさんのような雰囲気があるなと感じました。お好きな方、おすすめです。

何かよく分からん…って言うのが正直な感想かも。私がバカだから？この作家さん、わりと好きで、いくつか読んだ事あるけど、今回のは読み終わった後、暗～い気持ちになりました。表題作と短編が3つ入ってます。表題作は紹介文ではインモラル・ラブストーリー！って、軽い感じで書いてあるけど、引くくらい超インモラル。腹違いの兄弟、何人いるのさ…。しかもめちゃ病み的に愛しちゃってるし、主人公の親も超インモラルだし。重すぎて、ナイわ～って感じ。おまけに、終わり方も雑すぎ(笑)ページ捲ったら、次の短編始まっちゃって、かなりビビりました。バサッと一刀両断で切られてる(笑)表題作以外も、ここで終わり？ってのがほとんど。あとはご想像にお任せしますって事なのでしょうか？独特な世界観、好きな人は好きなのかなぁ？私は無理でした…評価提げてごめんなさい。★１と迷ったけど、絵は相変わらず好きなので、2つにしました。はぁ、7チケもったいなかったなぁ↓

レビューで評価が別れていたので、どういう事だ？と気になってレンタルしました。なるほど、全作品ハッキリとしたオチが無いのですね…。ちょっと現実味のない設定と、「後はご想像にお任せします」というモヤッとした感じが嫌いな方にはオススメできません。逆に禁断の恋だとか、背徳感といった感じの、しっとりと薄暗い話が好きな人にはオススメできるかと思います。個人的には表題作の話をもっと読みたかったですね。雰囲気と絵が合っていて私はけっこう好みでした。

夏の熱に浮かされたような、空気とか汗とか焦燥とかそういうのが詰まった一冊だと思いました。言葉の選び方もとても良いです。重みが有ります。儚さのある画風とストーリがとてもマッチしていて、・・・おすすめです。なんだか読み足りなくて、続きがもっと読みたい・・・となるのですが、これが美しい終わり方なのかな・・・とか感じたり。

？？？それで？？？？(´ｰ∀ｰ`)という終わり方です。その後はご想像にお任せしますって事なのでしょうか？きっとそうなのでしょうがもう少し…もう少し欲しい！物足りない！というのか…情報が少なすぎる感じがしました

評価上げしたくて投稿です。私の好みのど真ん中でした。こういう背徳感あり、大好物です。夏の嫌な暑さや閉塞感が4人の関係性の仄暗さに相まってとんでもなくエロスを感じます。誰が一番業が深いってね、最後ちょっとゾッとしました。私は余韻を残すいい終わり方だと思いましたが、すっきり結論でないので苦手な方は多そうです。他の短編もテイストが似てるので表題作がハマれば一冊楽しめると思います。昔の耽美なJUNEを思い出します。何回も読み直したくなりそうなのですぐ無期限にしました。

この作家さんのは当たり文句なしです、最高

兄弟ものです。この人らの父親すごいな、子供作りすぎ。しかも惹かれ合うって…。先生の描く線の細い子が物語りにはあってるけど、内容に深みは感じませんでした。何度も読み返したいとはならなかったので無期限には出来ませんでした。

『蝶よ花よ』『鬼さんこちら』『花と青空と夏の終わり』『鬼灯の実には毒がある』『瀬尾兄弟』どの作品もステキで楽しめました。一番、印象に残ったのは、『鬼さんこちら』です。ありがとうございます。

耽美で歪な世界観です。好きです！！背徳ものが好物ですのでハマりました！