レビュー一覧

自衛官と検事というどちらも国家組織に属する仕事を通じ、国を守るということ、権力に対し（権力の中に居るものとして）どう向き合っていくか、国民としてどうあるべきか、等を自衛隊で起こった情報漏洩事件に絡めてミステリー仕立てに描いた、非常に面白い作品でした。ただ、硬い話が多いですし、保守的思想に抵抗のある方や政治的話題（他国との外交や諜報活動など）に興味のない方は読まないほうがいいかもしれません。濡れ場は少なめでしたが濃厚です。受（検事）は根っからのゲイ設定でベッドでは積極的。攻（自衛官）は爽やかマッチョ男前（隠れインテリ）で男は受が初めてだがハマる。どちらも祖父の代から検事・自衛官で双方元エリートという設定です。

ちょっと政的な話題が入る話ですね職業ものとして楽しめつつ、作者の主張したいことがなんとなく伝わってきました楽しく読みたい方には重いと思います

クールな検事と熱い防人の男、お互い仕事命で、恋愛は二の次。固い表現も多いですし、さらっとは読めない内容ですが、しっかりとした重厚なストーリーでおもしろいですし、はまります。二人とも真面目で熱くてさばさばした性格なので展開も早いです。日頃クールな検事のビッチなエッチが素直でいいです。

面白かった。最後の最後まで展開が考えられていて、いい話だった。恋愛要素は少なめだが、あっさりしていていい。

素晴らしい。キャラクター設定から職業までしっかり作り込まれ、楽しませてくれます。スリリングで甘さもあり、そしてお仕事シーンありと贅沢な逸品。次巻も即買いしました。とかくBLには込んだお仕事シーン、特に政治や経済などは敬遠されがちですが、そこに怯まず、真っ向から挑んでいて爽快です。BLでも小説でもとても満足です。

スリリングでおもしろかったです！自衛官というのも新鮮！絵も綺麗でうれしかったです！

うわっ！続刊出ていたんですね。もう、読みます。読みます。防人の人も秋霜烈日バッジの人も、信念をもっていてエロい人って堪りません。

もんくなし！！大満足！！実は先に、続編の「司法の男」を読んでます。あまりにおもしろかったので、前編をすぐに読み始めました。前後しましたが、特に困ることもなく、どちらも堪能しました〜。続編で「えっ？そうなの？？？」と感じたところもこちらの作品で「な〜るほど」と納得がいったり？とにかく主人公二人がとても魅力的です。この二人のシリーズって２作品で終わりなのかしら〜？もっと読みたいです。ところで、防人の彼が本気で結婚まで考えた女性ってどんな人だったのか気になりました。たぶん、司法の彼とは違うタイプだったのでは？続編では司法の彼がモテモテでしたが、こんど防人の彼の女性関係を絡めたお話しも読んでみたいな〜。司法の彼が嫉妬したりするのもありかなーって。更なる続編希望します。

ストーリーは嫌いじゃないけれど、この保守的な感じ、要所々々でピリッと引っ掛かります。なので、どっぷりとは楽しめませんでした。続きは…どーしよっかなーと思ってます。

面白い。ただのB L小説ではない。自衛官と検察官の話です。あまりないパターンの話でしたので非常に興味深かったです。