レビュー一覧

BLで濃いめのHを求める方向けです。イラストも可愛い上にストーリーもしっかりしているので無期限でも後悔しないでしょう。但し壱はかなりのショタ受けの読みきりも収録されているので苦手な方はご注意を。壱、弐メイン：ヘタレ攻×強気受参、肆：弐の中に出てくるカプの話(未読の為詳しくは不明)

４巻全て世界は繋がっていますが、様々なカップルがでて来るので短編〜中編集と言えなくもない感じです。色子たちの恋愛模様が時にコメディにシリアスに描かれています。色子なので受けの子は年齢層低めです。表題の下男猫柳×色子珊瑚は全４巻通して要所要所に出てきますが、３・４巻はほぼ戦から逃れてきた侍×年齢ギリの色子夕霧さんのお話がメインで、コメディ要素が減りかなりシリアスになります。カテゴリ的には好みじゃないカップリングだったのですがこの作品の世界観に完全に酔って、ハッピーエンドになった時は涙しました（笑）

遊郭モノは可哀想な話が多いけれど、このシリーズは最後には好きな人と結ばれるので何とかOK。売り物となって好きな人以外に抱かれなければならないということは哀しいことです。

４巻と番外編（若干のその後含む）シリーズです。２００１年〜２００７年の間で４巻、その後に番外編のようです。１，２巻はだいぶショタっぽいです（絵柄もキャラ年齢も）。まんまショタの話もあります。多くの話の集まりではあるものの時代をそろえてあるのでそれほど違和感なく読み続けられます。ただその時代・世界は作者オリジナルなので日本と中華圏のミックスって感じです。一応メインキャラとして珊瑚が多くの話にでてきます。出てくる場合はちゃんと成長しているのでそういう意味でも楽しめます。おおまかにいうと１巻は短編集（猫柳と珊瑚の初出）２巻は猫柳と珊瑚メインでほぼ一冊、３．４巻でその話のメインキャラ三人の話って感じです。舞台が遊郭なので切ない話が多いですが暗くはないです。ちなみに３．４巻だけでも珊瑚って？とさえ思わなければ話は楽しめると思います。この頃から絵柄が今風になってきます。エッチシーンは所々にありますが舞台として必要という感じなのでそれ目当てでは物足りないと思います。全体を通して健気に生きる人々の恋愛と悲哀という感じですが、ほぼいい人しかでてこないので緩い感じは否めないかも。絵柄にあったお話だと思います。

ショタ受け好きなので美味しく読了！幼い顔なのに色っぽく喘ぐギャップが堪りません！遊郭で働く子達の背景には様々な暗い過去がありますが、本人達は明るくて健気。すべてハッピーエンドなので安心して読めます。

面白かったですよ普通に。ストーリーもしっかりしていてエロも適度にあります。個人的にはシリーズ後半ものが好きです。儚げな主人公で良かったです。普段はレビュー書きませんが、投稿が少なかったので。

花街系統は余り好きではないけれど、作者買いです。さすがの満足感をありがとうございました。それぞれのカプらが幸せでありますように。

このていの話は少し苦手ですが、悲しい結末でない事を祈ります。

娼館で働く男娼たちのお話です。どの色子も可愛くて色っぽいです。 いろんなカップルのストーリーがあり色子たちの恋愛模様が描かれていますが、私は猫柳×珊瑚の話が一番好きです。

珊瑚のお話も切なくなるけど、夕霧と常磐のお話も切なさは増々でした。この４巻分、2時間ドラマというか映画というか、そういった作品になっても盛り上がるお話だと思いました。こちらを読んだあと「王と秘薬〜傾城小咄〜」もおすすめです。