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ラストが早い！　でも幸せになりましたって後日談もあって、良かったね、と思います。この話、兄の話のスピンオフだと思いますが・・・そっちでがっつりお世話になったヒロインが、名前もなくただのナニーとしてしか出て来ません。物語の都合上、関係ないんだろうなーと思ったけど、兄の話が好きだったのでちょっと残念。このヒロインの言ってること、ちょっと途中であれ?　と思わないでもないところがあったんですが・・・ヒロイン、バージンだったの？　あれ、でも最初そんなことないみたいなこと書いてなかった？　とか思ったですが、まぁヒーローに打撃を与えるには充分効果的だったようです。このヒーロー、傲慢なようですが、大きな人です。なんかヒロインを責めるより、自分に落ち度があったからだ、とヒロインより考えることが出来る人でした。ええ男じゃ。でもあまりに二人のことだけで進む内容なので、普通かなーと思います。

「欲望と蔑みのはざまに」の妹編。題名通り、ヒロインにとってヒーローの嘘は、トラウマを刺激するとても残酷なもの。自分を責めながらの六年間は、さぞかし辛かったことだと思います。ヒーローにはヒーローの事情があったにせよ、ヒロインに対する態度は、ちょっといただけないかな。それでも最後には、単なる欲望じゃ片付かない気持ちに気付いたから良しとしておきます。

一気に燃え上がったけど、その後がなかなかお互い頑固で進まなかった。最後一気に解決。エピローグがあって良かったけど、途中の葛藤長すぎじゃない？ということで☆−1で

この作家の本は全部好き。心が温まるし穏やかな気持ちになれる。ストーリー自体は普通のロマンスですが、読み終わって優し気持ちになれます。どの作品もハズレがないから安心して購入できます！