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レビュー一覧

うちの母ってヘンですか?

5点 4.2 95件
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  • 2015-08-28
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    読んでいてうわあ、と感じる内容でした。親たちの異常さもさることながら、そこまで痛めつけられてるのに、親の期待に応えようとしたり出産時に里帰りをしてしまう体験者の皆さんの心情を思うと、重く、切ない気持ちになります。親は、多少なりとも我が子に対して過保護だったり厳しかったりすることもあると思いますが、この本に出てくる親御さんたちは皆、過保護と厳しさが「よくある親心」から明らかに逸脱しています。この本を読んだことで、親との関係に苦しむ人が減ればいいと思いました。育ててもらったからって、何をされてもいいわけじゃないはずです。

  • 2016-01-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    自分の両親は作品に登場するほどにパンチが効いていたわけではないのですが、思い当たる節があると共感しながら読んでいました。低いレビューには「単なる悪口大会」とか、「客観的でなさすぎ」とか、「育ててもらったのに恩知らず」的なことが書いてありますが、え?、ここに登場する親は相当すごいと思うんだけどという感想です。作者も書いているのですが、親への屈折した思いというのは共感されない人にはまったく共感されないのでしょうか。そんな反応への違和感に、自分はどこか欠落した人間なのだろうかと自身を責めることもあったのですが、そういう経験のある方なら本書は自分を癒すきっかけになるのではと思います。ちなみに、私も両親とは関係がよくなく、結婚後地元を出てからは疎遠になっています。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    心当たりありすぎ。家は父親が無関心と過干渉。(早タヒに)母親は過干渉。自分は高校からメンタル病んで通院してました。大学で離れて父親がタヒぬまで、結婚・恋愛が出来なかった。父親がタヒんでから同居したら、一時間も娘が何をしたのか分からないと母親は発狂。彼氏がいたら超不機嫌、彼氏の悪口三昧(会ったこともない)。別れたら、「傷心の娘を慰める母親」に酔って超ご機嫌。彼氏にプロポーズされて、彼氏と報告したら、その直後にお見合いを組まれる。結婚しても「帰ってきなさい」「絶対失敗する」と折に触れ、毒を吐く。こんな私からしたら、あるある過ぎて笑えます。これを「親の恩を何と考える」と低評価してる人もいるけど、「こんな親のもと生まれなくて良かったね」「いい親子関係で良かったね」と言いたい。子供の不幸が「私の幸せ」っていう母ではないって事。理解出来ないのは、それだけ子供を尊重できるマトモな親の元に生まれたから。「えー。この人たち、恩知らず。」と思う人は、思えばいい。「幸せで良かったね。けど、こういう親と付き合いたくない人もいるんだよ。」「あるある。」「あるかも。」って人は、今、笑顔で過ごせてるならいい。過ごせてなかったら、親子関係の見直しをするチャンスとして欲しい。幸せな距離は絶対作れるから。

  • 2016-07-22
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    最近テレビや雑誌でよく見る毒親…低いレビューの方は悪口大会って投稿されてましたが私はそうは思いませんでした…血の繋がりがあろうが嫌いなものは嫌い、むしろ下手に血が繋がってるから色々苦労が絶えなくて他人にみたいに縁をきれない。相談しても周りはそれでも親なんだしと無責任…私は祖父母がこんな感じなのでわかる!と感じるところがいっぱいあった。そいいう複雑な気持ち、平和な家庭しか知らない人には伝わりにくいのかもしれませんね

  • 2015-09-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    似たような経験、思い当たる事がある人は読んでみるといいのではないでしょうか。子供と親は別のもので、育てる際に未熟な人格を導くことと、自分のいいようにコントロールしてしまうのとは違うと思います。この漫画に出てくる親御さん達はおそらく、親御さん自身もあまり恵まれた親子関係を築けなかったのではないのでしょうか。肉体的なものや分かりやすい虐待は近年クローズアップされていますが、こういったパッと見判断しにくい人格への虐待は、まだあまり理解が深くはなっていないのかもしれませんね。親子関係は、そのまま連鎖していきがちですが、こういった本によって、立ち止まって自分に起こっている事を振り返ってみて、何かしらの変化が起こるきっかけになってくれるならいいと思います。

  • 2015-07-04
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    細々していて正直面白い話ではなかったです。なんだか分からないですけど、『自分を育ててくれた』ということをすべてないことにして『母親がすべて悪い』って悪口大会の話で、私は正直気分が悪くなりました。もっと客観的に考えようよって感じで…でも本当にそんな親が嫌って人は読むとあるある〜って感じるのかもしれませんね。

  • 2016-09-29
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    田房さんのお母さんはヘンだし出てくるほとんどのお母さんがヘンですが、街で見かけた「子供に無理矢理歩き方指導をするお母さん」とかは…別にヘンじゃないと思いますよ〜。よっぽど普段左右確認せず飛び出しちゃったりが多くて、腹立っちゃった故の行動は世の一般的なお母さんにもある事です。なんでもかんでも「それは過干渉のヘン母」と言うのはどうかなあ。それにしても、娘に嫉妬して娘の幸せを喜べない母って多いんですね。うち母も少々そうですが、蝶よ花よと育てられた女性にその傾向が強い気がします。娘は自分を幸せにする為の存在であり、自分の幸せを確認する為の存在というか。これらのお母さんの生い立ちを突っ込んだ話も読んでみたいです。

  • 2017-10-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    切ないな。生んで育てて母親なりに一生懸命だったでしょうに。子供にここまで嫌われてしまうのですね。そういう自分も、母親がこの本の登場人物程でないにせよ、ちょっと困った人でした。しかし、私の出産、こどものアトピーで大変だった時期一番頑張ってくれたのも母。意外にも、父も。「私の幼少期にこんな風に可愛がってほしかった」って軽く嫉妬するぐらい。現在母は脳梗塞で介護施設で世話になっています。会話ができず、時々訪問するとにっこり微笑んでいて、それだけで満足です。この本に出てくるかたがたにも、母親との過去すべて許せる時が訪れますように。

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    気負わず気楽に、母親を客観視するキッカケが作れるマンガだと思いました。「わたしの母親はなんかヘン」と思ってしまうことに罪悪感を持ってしまって、それ以上は深く考えないようにしてしまいがちですが、自分が感じた「ヘン」と思う感覚を肯定していいんだと思えるようになると、毒親を持つ子どもの心はかなり救われます。現実世界では母親のことを話しても、誰も信じてくれないんですよね。本の中に、自分の状況とよく似た話が出てきて、ちょっと救われました

  • 2018-11-19
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    「色気付きやがって!」は中学のころ私もやられたなー(笑)化粧をしたわけでないただ朝髪を梳かしていただけなのに、と懐かしく読みました。ブラジャーも小さいサイズを無理矢理締め付けてたからいまでも痣が残ってますね。生理用品もあるあるでした。でもうちの母は自立を阻害しようとはしなかったのでそこは感謝ですかね。逃げ出さなきゃならないような環境にいたなら親だからと言って感謝なんてできるわけないですよ。