レビュー一覧

これは……良かったです！！　ママが病院に戻りたくないと泣いた時、僕が病院に会いに行くからと強い表情を見せた、幼稚園児の息子さんシーンで、こらえきれずに泣きました（笑）。ぜひ原作も拝読したいと思いました。まんだ林檎さんは、このRentaのＴＬ漫画で見かけたのが最初でしたが、とてもいい絵を描かれるなと思っていたので、こうした形の良作に会えて幸せでした。まさか、ここまで壮絶なストーリーが実話だったとはと胸打たれました。まさに事実は小説より奇なり、ですね。できれば上下巻か３巻ぐらいまで、長くゆっくり、じっくりと拝読したい作品でしたが、こうして読めただけでも大満足できる一冊でした。

ずいぶんリアリティのあるお話の展開だなとおもっていたら、まんだ林檎さんがお子さんを出産するとき同室となった、ママ友さんが主人公のノンフィクションだそうです。事実は小説より奇なりといいますが、こんなに、壮絶な闘病と奇跡があるのだなぁ、と… 今現在を生き、生死の淵を彷徨った実在の人々を描く難しさがあるので、まんださんらしいコミカル描写は控えめです。教科書とかに出てていいくらい正統派。ノンフィクションということをきちんと調べて読んでいたら、☆5つけたと思います！

骨髄移植って、ドラマ等でも見ていたのでこんなにも辛い治療なのかとビックリしました！

家族の闘病を支えながら赤ちゃんを待つ、たくさんの課題をひとつひとつ乗り越えてて元気の出る気持ちでした

私は二人の子供がいますが、日常におわれ我が子を授かった時の嬉しさや不安､無事生まれた時の感動をすっかり忘れていました。そんな初心を思い出させてくれる作品です。

ノンフィクションなんですね。わりと重いのに読みやすかったです。

感動しました。色々困難を乗り越えてさいごに幸せになって本当に良かったです。

一人一人の登場人物を普通にそこらへんにいる人として描くことによってすごくリアルさが増していた。すごく勇気をもらえるいい話でした。

淡々と大変な日々が暖かく描かれています。闘病や不妊治療の話を読みたい方に。

出産だけでも体はボロボロになってダメージ受けるのに、心もダメージを事前に受けて…と、読み進めていくうちに涙が止まらなくなりました。命を授かる、命を続ける、どれも奇跡だと思いました。