レビュー一覧

Ｗアンノのオタッキーな暮らしぶりが微笑ましいです。日本の「おタク四天王」と呼ばれる庵野さん（カントクくん）に徐々に生活を侵食されながらも、オタクのヨメとして染まっていく安野さん（作品ではロンパースちゃん)今まではその作品から“オシャレで都会的”なイメージが強かったと思うのですが、やっぱりもともとの部分は充分にオタク気質だったのですね。（じゃないと庵野さんと結婚しないか…）ロンパースちゃんは、カントクくんを何とか一般人（？）に近づけようと努力するのですが、だんだんとオタクであることに楽しみを見出すようになり、カントクくんも服装や体型などに彼女の影響が出てきて、夫婦がとてもいい形でお互いを受け入れあっているのが伝わってきます。よくある結婚エッセイマンガのような、おのろけ話はほとんど見当たらないのですが、作品の至るところに夫婦愛が溢れています！オタクカップルばんざ〜い♪

個人的には庵野監督の最後のインタビューがすごく面白かった。監督から見た安野モヨコ評があまりにも的を射ていて、やっぱりあのエヴァを作り上げた監督だな、としみじみ感じました。日本のサブカルチャー界を支えるビッグカップルだと思います。あと、私的に我が家に猫がやってきたときのカントクくんの親ばかっぷりが可愛くてスキです。もし子供ができたら…のくだり、めちゃくちゃ笑います。笑

最高です・・監督君が愛らしく、嫁が面白すぎです！！何よりこのお二人の私生活がそのままギャグになっている（なってしまっている）ところが最大の笑いポイントとなっており、愛着すら湧いてしまいました(笑)

紙版で持っていますが、電子でも購入。こういうエッセイコミックが電子だと一番重宝します。電車待ちなどの隙間時間に読むのに最適。安野さんのこの作品は確か15年以上前の作品なのに古さが全く感じられません。笑いのツボも昔の自分と今の自分がずれていなくて感心してしました。是非この他の美容エッセイ等も電子化していただきたいです。

昔紙で読んだことがあったんですが、久々に読み返したくなり借りました。その間に「アオイホノオ」(島本先生)という作品が世の中に出てきたりもしたので、若いころの庵野カントクについて描かれた部分はより理解が深まる感じです。一緒に読むのもオススメかも。

ロンパースなもよさん、旦那様の作品などで見かけますね（笑）生粋のオタクな旦那様、カントクくんこと庵野監督と漫画家のモヨコさんの、愛と笑いとオタクなエッセイマンガ。私はこのテイスト好きですが、昔貸した人にオタク成分が重過ぎて読めなかったと言われカルチャーショック。人を選ぶマンガのようですので、ご注意を。

アンノご夫妻の作品はシュガルンくらいしかまともに見た(読んだ)事がなかった元オタクの自分ですが、100円レンタルされていたので読んでみました。奥様とほぼ同世代なので、作中でアンノ夫婦が歌うアニメ・特撮ソングが9割方分かったり(カムイ外伝のコーラスに共感w)、私もガルマ様とマーグ兄さんとブルメちゃん好きだったー！！とか、自分がオタクだったから彼氏は非オタにしたかったとか分かる分かるわあ〜！の連続でしたwネタを知らない若い世代でも充分楽しめると思いますが、アラフィフ世代の元オタクの方はウッカリオタク沼に引き戻されること請け合いです。はー…カムイ外伝見たくなったw

面白い！クリエイター（オタク）の生活の地味さとお二人のほっこりした夫婦生活の楽しさが羨ましくなってしまいました。最後の安野監督のモヨコさんへの深い愛情の詰まった感想にじんわり。。こんなダンナさんに出会いたい！と、オタクな自分も思ってしまいました〜。

絵がとても良かった話も読みやすかった

Wアンノ夫妻の夫婦生活をコミカルに、フィクションを交えて書かれているので、ある意味王道的なエッセイ漫画です。安野先生の時たま…いや、毎回現れる毒と自虐の面白さがすばらしいです。最後の庵野先生による妻への尊敬の念が伝わるインタビューが素敵でした。