レビュー一覧

『愛されすぎて』の続編です。今回は恋人となってうまくいっているはずの証券マン・晶綺と資産家・黒崎にの間にミゾができます。仕事ができる男は魅力的だから、黒崎の仕事を踏まえた交友関係も気になるところでしょう。晶綺は黒崎を深く愛するあまり、周りが見えなくなってしまったのでしょうか。嫉妬をからめて二人の関係をより深いものにするあたり、作者はやはりうまいと思いました。

もう、攻めは受けがかわいいし、自分だけをみてほしいから束縛したくなちゃうんですよね。それだけ、攻めの愛が深いことです。

独占欲！恐ろしくなるほどの独占欲です。相思相愛じゃなければ、犯罪級の独占欲がありました。財力も地位もあるイケメンだから、許されるのです。凡人には無理です。

前作「愛されすぎて」の続編。愛が深すぎる男と、その愛を受け入れる器を持つ主人公に迫る、新たな事件とすれ違い。いい感じに楽しめます。

相変わらずの攻め様の執着心。やっぱり攻め様はこうでなくてはと、スーパー攻め様は最高です。

二人の生活も落ち着きつつあり、関係も深まっているようでまだ満足できない。愛しあっているとわかっていても、まだ求め続ける。分からなくないけど、やり方が、前回と同じパターンで、ちょっとうーん。なのでマイナス1。