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タメ口に近い現代人の言葉で話す登場人物に違和感はありましたが、絵も話の作り込みも丁寧で良マンガです。
天智天皇、天武天皇の時代を描いた『天上の虹』の続編と言って良いと思います。血筋が良く、清廉潔白、頭も良く、振る舞いも洗練されている長屋王と、新興勢力藤原氏の水面下での戦いを描いた作品です。主人公はもちろん長屋王ですが、もう一人は藤原一族だと思います。悪役ではありますが、心理的な葛藤や、おそらく誰よりも長屋王を尊敬して才能を認めていたであろう事を思うと、奥深い物語と感じます。
悲劇の長屋王の話ですが、漫画で読むのは初めてでした。里中先生の作品は時代考証をきちんとされているので信頼感があるし、登場人物が生き生きと描かれていて、実際の人物もこんな感じの人だったのかも知れないと思えます。引きこまれますね。
日本の歴史の中でもおよそヒーローのイメージのない、長屋王が主人公の作品。今までにない角度から平城の時代を覗き見ることができて、おもしろかったです。特にそれぞれの登場人物たちの家族に対する思いが丁寧に描かれていて、その思いが歴史を動かしていく様子は、里中先生ならではの表現ですね。
むかし買って読んでいた「長屋王残照記」ですが、同じく里中満智子先生の「天上の虹」は、そのときはまだすべてを読んでいませんでした。先日、「天上の虹」をあらためて全巻入手し、最後まで読むことができたので、「長屋王残照記」もあらためて読んでみたくなりました。やはり、「語り継ぐべき物語」ですね。感動しました。「長屋王残照記」はこちらのサイトで電子書籍版があって助かりました。僕は田舎に住んでいて、今は自転車しか持っていないので本屋に買いに行くことができません。足が不自由で、遠出ができないので電子書籍版があってよかったです。続く時代の「女帝の手記」も読もうと思っています。
歴代物が大好きなので一気読みしました。天上の虹よりも、わかりやすいと思います。
あえて言うならば、史実とされているものと登場人物の内面との描き方に隙がなく完成度が高い、といったところでしょうけれど、大御所作家に対して、もはや批評するのも失礼なレベルです。
里中先生の作品は 天上の虹 が大好きで、その後の時代である長屋王の話を読んでみたいと思っていました。見つけてすぐに借りました。 後のコメントはネタバレになるので辞めます
「長屋王の変」にまつわる哀しい物語。天上の虹→長屋王残照記→女帝の手記、里中さんの作品で連続時代劇が味わえます。血統や生い立ちについてや、感情を語る一場面が万葉集の歌であらわされたり、味わい深いです。
「天上の虹」の続編です。この時代の歴史は教科書では少ししか載らない割に知れば知るほどドロドロしています…。そんな難しい時代を丁寧に描いていてとても勉強になります。漫画から入ると歴史書を読んでもすんなり理解できるのでオススメです。絵は好き嫌いが分かれるかな、と思います。
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タメ口に近い現代人の言葉で話す登場人物に違和感はありましたが、絵も話の作り込みも丁寧で良マンガです。