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何十年も以前に単行本で読んで古本でも探していました。ここで読むことが出来て嬉しいです。
里中先生が『なかよし』『週刊少女フレンド』『mimi』『週刊ヤングレディ』など少女〜大人の女性向けまで幅広く描かれていた時代の1974年の作品(週刊ヤングレディ掲載)です。当時、なかよしや週フレ読者の世代でしたが、ちょっと背伸びをしてドキドキしながら読んでいました。大人になると表向きには幸せそうに見える人もそれぞれいろいろあるんだなぁと子供心に思ったりしました。
笑顔の下に哀しみを隠して強く生きる女性たちのお話です。過度に詮索しあわないお仲間が素敵だと思います。この時代の若い人たちって大人なんだなと感心しました。あと、言葉遣いが美しいです。
ちょっと時代が古いかな。今の時代にはね。でも当時は面白いコンセプトだと思うし、ここから今の女性の生き方へ繋がるわけだから、大事な通過点な話。
それぞれの愛のかたちがあってなかなかよかったです。
作者の名前は聞いた事はあったけど、初めて読みました。ドロドロした内容かと思っていたらそうでもなく、読みやすかったです。
絵は古いけれど、男と女の関係は今も昔も変わらないですね。この人の作品はとにかくだめな男ばかり出てきます。夢も希望もなくなる感じです。
情けない男ばかり…でも、なんか共感できます
短編ながら面白かったです。やっぱり里中満智子先生は最高です。
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何十年も以前に単行本で読んで古本でも探していました。ここで読むことが出来て嬉しいです。