昔、読んだことがあります。あらすじは忘れてしまいましたが、今読むとイマイチ。この作者のまんがはどれも辛くて、理屈っぽい

愛人というタイトルに相応しい内容です一巻からじっくり読めます。おすすめです

中学生の時に初読(笑)。絵は古いですが綺麗で、今読んでも色あせない不倫ドロドロドラマです。ヒロイン五月の不倫相手・三枝先生含め、朋子、貢の不倫相手達も揃いも揃って卑怯でどうしようもない。五月が子宮摘出でズタボロになっている時の三枝先生には「女の敵！」と罵りたくなりました。どんなに逆境にあってボロボロになっても、、苦しんでも、それらを糧にして最終的に再生の道をつかんだ五月・朋子・貢に拍手したいです。

女二人の海外旅は良かったなあ。。五月さん朋子さん、ぜひ大成してほしい。貢さんはいい人見つけられて良かった。これまでネットで漫画に課金した事はなかったけど、今回初めて「続き読みたい」って思って会員登録しました。厚みがあり、細やかで、読み応えがありました。

30年くらい前に、一度読んだ記憶があるのですが、年月を経て読むと、様々な人からの色々な気持ちが見えてくる気がします。ﾄﾞﾛﾄﾞﾛとしていますが、最後はさっぱりするのが、里中先生のさすがの技量だと思います

それぞれの報われない恋をどのように終えるのか気になって全巻読んでしまいました。男と女の考え方の違いに、イラっとしたり、なるほどね。。。と考えさせられたり。でも気分が悪くなるようなお話では無く、私は楽しく読めました。でも私には主人公のような、あんな忍耐力はないなーと思いました！

里中先生の作品は時代は古くても読み始めると止まらなくなるおもしろさがあります。いくら愛人であっても、子供を産めなくなってしまった慰謝料くらいもらわないと不幸過ぎると思いますが、やはりくだらない作家先生に長年騙されて自業自得かもしれません。賞を取れる作家になった結末は出来過ぎるけど、担当編集さんとの明るい未来を予感させる終わり方でした。朋子さんみたいな女性がこれまたどうしようもないクズな男にいいように扱われるのも納得出来ないけど、貢くんだけでも幸せになれて良かった。

この作者の描く不倫はドロドロではなくウジウジしています。他人の不倫には口を出すくせに、いざ自分のこととなると身動きが取れない登場人物たちがリアルです。

作者の描く泥沼の愛憎が好きです女性の内面の変化がおもしろいです