レビュー一覧

今で言う、”性同一障害”になるのでしょうか？　　それとも、そこまで深刻なのものではないのかなぁ。まだ、当時は病気だということが知られてませんでしたものね・・　　シリアスな話の多い里中先生の珍しいコメディーです。　　男らしくないことに悩む太郎と女らしくないことに悩む花子は、パパ（外面は男性的、ママと２人きりでは尻にしかっれぱなし。）とママ（外面はあくまで大和撫子、パパにはかかあ天下。）とそっくりなのがおかしい。　　この漫画を読んで以来、ずっと”青いバラ”が気になっていたのですが、今は「これ・・”青”・・？？」という微妙な色合いなら”青いバラ”ありますね。　　花屋さんで見たときには、（ついに！出来た？！）と興奮してしまいましたが、どうみても「紫」のような・・気も・・　　マンガ家の生活を描いたくだりも面白くて印象に残っています。

子供の頃近所のお姉さんに貸してもらって読んだのが懐かしくて読みました。子供の頃は色々興味深く印象に残っていました。今でも楽しく読める作品でした。

懐かしくてレンタルしました。あの頃は面白く読みましたが今読むと性同一性障害なのだろうかとまた違う感情が生まれてきまして・・・コメディのはずなのに真剣に2人の生き辛さを考えてしまいました。

子供の頃読んで懐かしくてレンタやっぱり笑えるし絵も可愛続編あればいいけどもう無理かな？

子供の頃に雑誌で読みましたが、今と本当に価値観が違っていてびっくり。性別によって役割分担が違うことが本当に70年代は普通にあった事を思い出させられました。連載当時に比べて、現在の女性の意識はものすごく変わっているのに、男性の方はあまり変わっていないような。男の人はそれでもなんと生きていけるのだから男は楽でいいな。

私は里中さんと同年の者です。若い時分から里中さんの漫画が好きで夢中になって読んだものです。今回久しぶりに夢中で読みました。とても楽しい時間でした。本当に腹の底から笑えました。私は里中さんの絵がとても好きです。天上の虹も本で読みましたが、歴史を良く読み込まれていて、おかげで歴史の流れが理解できました。笑いとは関係の無いものですがとても気に入りました。一方「ミスタ−レディ」は登場人物がＬＧＢＴとまではいかなくとも異性に対する淡い憧れがコミカルな背景となって様々な笑いを誘ってくれました。とても楽しく読まさせて頂きました。

明るくて軽めのコメディ。悩みはあっても深刻にならず、悪役はおらず、恋心は進展しない。この作家さんの本来持ってるユーモアやバランス感覚がよく出た作品です。

子供の頃コミックを持っていました。改めて読んでみて、こういう設定だったっけ？とか、あ〜こんな場面、セリフあったな〜と懐かしい気持ちになりました。子供時代に好きだった漫画って大人になってから読むとツッコミどころ満載だったり何だか薄っぺらく感じていたのですが里中真知子先生の作品はそうではないと思いました。