子供の頃に読んだ時は難しくて意味がよくわからなかった記憶がありました。今読んでみると随分幼稚に描かれているなと思いました。大人向けに長編で描けば面白そうなテーマなのにもったいないです。

連載当時小学生だった私は主人公の性格に憧れました。ストーリーの内容は小学生向きで、ひらがなばかりで読み辛いですが『人』の原点を思い起こすには良いと思います。ギャグタッチも里中先生らしく飽きずに読めます（笑）ただ、昭和の編集チェックの甘さが出ているのが3巻の登場人物の欄で『充』と『大宮先生』が逆になっています。よって星4つとさせて頂きました。