レビュー一覧

まだまだ話はこれから、といった感じ。伏線が多く、ストーリーはミステリーの匂いがして、面白かったです。続きが気になります。

BL小説というくくりで扱われるのが惜しい素晴らしい本です。全てにおいて描写力半端ないです。

かわいさんの作品は今回で4作品目となります。　原罪と贖罪2冊レンタルしました。10年以上前の作品とのことで懐かしい単語など出てきますが、派手さはなくからみも少なめであっさりしています。ＢＬというよりも一つの物語としてはとても読みごたえがありました。どこの職場でもいろんな人がいて悪意や妬み、嫉妬などあるけれど自分はそんなものに惑わされず、光の中をまっすぐに進んでいけばいい・・みたいな感じでしょうか。主人公の二人はこのままお互いを思いあって成長していくんだろうなと思いました。

検事ものです。内容紹介に「いのせんと・わーるど」新装版とありますが、加筆修正され次作で無事完結してますので、はじめましての方にも、そして以前文庫を手にしたことのある方にはより一層オススメだと思います。

「新宿鮫」や「隠蔽捜査」「警視庁」シリーズなどの警察小説と肩を並べる内容の濃さ。皆さんが指摘されるように、BLのジャンルを軽々と超える「検事」もの。もちろん、BL読者を置いてきぼりしているわけでもない。伊能が引きずる過去を野々宮が受け止め緩やかに解きほぐすシーンは、温かさとわずかな痛みを伴い、胸を打ちます。是非。

BＬといってはもったい、海外のモノクロームロマンスのように、奥深い作品です。自分がゲイである事に悩み、罪悪感に苛まれている伊能さんが本来の自分を取り戻していく、、2人が影響し合って変わっていく姿が良かったです。

面白かったです評価通り。続きも気になります買って良かった！

作者買い。といっても、評価が分かれているので、しばらく悩んだのですが、やっぱりレンタしました。結果、借りたよかったです。ＢＬという枠には収まりきらない、ドラマとしての深さがあります。下巻も借ります。

BLっぽくないです。でも恋愛要素がきちんと織り込まれています。この一冊だけでも読み応えありますが、続きもすぐ読みたくなります。

やや硬い内容ですが心にしみいる優しさのあるお話です。読んで良かったです。