レビュー一覧

数多く読んできたBLコミックの中でも、トップ5に入るくらい大好きです。何十回となく読み返してますが、毎回キュンキュンします。脇役もうまく活かされててストーリー設定もすごくいいのですが、特に主人公の2人が本当に純粋で性格が良いので、感情移入しやすく応援したくなるカップルです。俳優という役柄もあり、ショータの髪型がストーリー中に変わりますが、久しぶりに会った2人の変化の1つとして新鮮に感じて良かったです。さらさらロングも良かったですが、ゆるパーマ頭もカッコ可愛い！！最後のキスが「まだまだ一緒にいたい」という2人の気持ちをうまく表していて、またまたキュンキュン。48時間チケットがあれば、もっと読者も増えていいと思いますが、永久チケットでも絶対損しないと思います。オススメBLです☆

すごいよかった。胸がぎゅんぎゅんしました。脇役ひとりひとりにもちゃんとドラマがあって、行動背景があって、それぞれ生きた人間が絡み合って行動して、人間関係が形成されてる。そんな、現実ではごく当たり前のことが、この漫画にはきちんと描かれていて、誰も責められない、みんな幸せになってほしいと、途中からずっと泣きながら読んでいました。読み終えたあとは、ほんともう、ふたりともうまくやってよ！と、彼らがそこらへんに存在して今も頑張っているような気持ちになっていました。

すごい！めちゃくちゃ良かったです！読んでる間ずっと心臓潰されそうでぎゅーぎゅーでした。受攻2人だけの話じゃなく、周りもうまく絡んでて途中読んでて辛かったですが、読後感は爽やかでした！

この作家さんは今後どの様な路線を目指しているのかが曖昧な感じがします。前に観た「嫌いな先輩」のように人物設定が明解で表現路線もはっきりしている、そして洗練された都会的な雰囲気がありましたが、今作品ははっきり言って味が無い。何か行き先が分からなくなって足掻いている感じがします。例えば木下けい子先生路線か左京亜矢先生路線か決め兼ねているようです。それから表題が内容と一致していないように思います。釣られたのがショータだとしてもランダムに釣られたことになる。釣られた本人可哀想。又、他の方も書いているように人物の外観はそれほど時間が経っていないので変えないほうがベターだと思いました。全体的に不完全な作品になってしまって残念。はっきり言って７チケは高すぎる。1回観れば良いかな。４８H３チケ欲しかった。

久しぶりに、連続で2度読みした！サンプルでは微妙かなって思ってたけど、中盤から惹きこまれた。渋川は辛く悲しい過去のせいで心に薄暗いものが沈殿する中、守るべきものは守るっていう気概があるし基本クール。ショータで前向きで明るく、引く時にはサクッと引けるかっこよさがある。とにかくキャラの性格がはっきりしてて気持ちよく、ジメジメと湿度の高い心理描写全開ではないところに好感が持てた。ただ、逆に言うと人によってはあっさりと感じてしまうはずで、ここで好みが分かれそうな気がする。ところで他のレビュアーさんの、①事件からどのくらい経ったのか？再会までにどれくらいかかってるのか？時間経過が不明②後半ショータの髪型が変わっててわかりにくい、という指摘はわかるんだけど。個人的にはここだけでは大幅減点はしにくい感じ。①は、ショータが仕事で忙しくなっている描写から、少なくとも数ヶ月のスパンがあることが予測できるし、そこまで明確になってなくても各読者の想像で構わない気がするから。②はショータが芸能人としてブレイクした後の描写で、髪型も含めて垢抜けて変化してる方がむしろ自然な気がするし(一方で休止前すでに売れっ子だったミュージシャンの渋川の方は特に外見の変化はなく、それはそれでなるほどって感じ)、主要な登場人物を考えれば誰なの？！って考えこむほどでもないと思うから。

めちゃめちゃ良かったです。この作者さんは作り込んだお話の中で主人公達がワケありの過去から成長していくのを描くの本当に上手ですね。他作品の「嫌いな先輩」や「楽園の非常口」も面白かったけど、この作品がダントツに一番好きにです。絵の感じやコマ割りも読みやすくなっててストーリーに入り込みやすかったです。ちょっとお高めの７チケですが、ページ数もあるしなにより内容が濃かったので全然お買い得でした。むしろよくこの濃いストーリーを綺麗に一冊にまとめたなと感心するくらい無駄なコマの無さは芸術の域に達してると思いました。

他の方も書いているとおり、誰？どこ？いつ？というのがわからなくなることが多い作家さんです。途中で登場人物が髪型を変えてしまって一瞬誰だかわからなくなったり…。まぁ、前後の繋がりから、これはあの人だとすぐにわかるので、そこまで支障はないのですが。それでちょっと★をマイナスしてしまいましたが、渋川のバンドの曲名にまつわるエピソード、渋川がショータに惹かれた訳などなど、細かい部分もよく描かれていると思います。エロはあっさりめで生々しくはないです。丸々一冊同じカップルの話なので、読みごたえもあります。主人公ふたりが劇中のドラマで演じるのが同作家さんのマンガ「楽園の非常口」なのも遊びがあって面白いです。「楽園の～」は以前に一度読んだきりだったのですが、ショータと渋川が演じていると思いながら読み返してみると、また違った見え方になりそうです。

読んでいてキュンキュンする作品でした。一冊丸ごと同ＣＰのお話なので心理描写などが丁寧でめりこむように読んでしまうという感じ。じっくり読ませる作品が好きな方にはお勧めです。絵柄にクセがあるけれど綺麗ですし、それを差し引いても良作。しかし「嫌いな先輩」と言い、一ノ瀬さんはこれから！って時で終わらせるのが好きですね・・・（笑）もうちょっと二人のラブラブな時間を味わいたいような、そこに至るまでのじれったくて甘酸っぱい幸せな工程を味わうのが醍醐味のような。余韻を想像力で補完してください、って言われてる感じがします。

そうかー。ナルホド…。他の方がレビューで書いておられたコトが非常に良く分かった…。私も「gift」から入った組なので、その世界観を引きずったままだから、きっとこんな気持ちなんでしょうね。この作品だけ読んだのであれば、きっともっと違う感想になったんだろうなー。良い作品なだけに、もったないことしました。もうちょっとgift熱が落ち着いた頃に読めば良かったな。コレは「gift」じゃないと分かっていたはずなのに「gift」を求めてしまった…。「gift」からの作家さん追いで購入を検討されてる方には、ぜひ「落ち着いて！」って言いたです。これはgiftじゃないです。これはgiftじゃないです。大事なことなので2回言いました。ちゃんとこの作品単体で楽しめるようになってから購入されることをオススメします。

こちらで出されてるこの作家さんの本は全部読んでるんですが面白いですよね。ところどころ絵で見分けがつかず、ん？どこだ？（誰だ？いつだ？）的な場面もあるのですが、話の展開というか感情の描き方がちょっと捻りありで読み手を引きつけ、多少の欠点は気になりません。作風はギャグテイストな時とそうでない時があるんですが、この作品はどちらかといえばそうでない方かな？一冊全部、表題作で読みごたえがあります。おすすめです。