レビュー一覧

残念ながらあまり心に引っ掛かりませんでした。せっかく有能な弁護士ｘ弁護士なのに、仕事（法廷など）で活躍するシーンが殆どありません。（唯一の事件？陰険な同僚の脅しにどんな手で反撃するのかと思ったら、上司にチクって全てOKとか…汗　有能な弁護士のはずの同僚も脅しを自らバラシてしまってアホすぎ）口が達者な頭脳派キャラだったら弁護士ではなく「大手企業の敏腕課長ｘ家業を継ぐために退職した元同僚」「大学教授X派閥争いに疲れて大学を去った予備校講師」なんかでも良かったんじゃ？仕事上では「悪魔」とも呼ばれるほどの上條（攻め）が、猛烈にほれ込んでいる受けの甲斐を最初から最後までひたすら口説いているのですが、やたら気取った言葉遊びのような甲斐を賛辞する甘い口説き文句が延々と続いて、途中で読むのがいささか辛くなりました。上條が9割くらいしゃべりまくっているので、ちょこちょことツッコミする甲斐サイドの気持ちも今いちわかりにくい。この2人の会話を作者さんが狙っている「テンポの良いコミカルで軽快なやりとり」「上條のデレ弁としてのギャップが可愛い」と読める方は楽しめるでしょうが、そこにもっと情緒とか心情表現があったらなあ…と残念です。おそらく作家さんと私自身の相性なのでしょうか、地の文も言葉の選択や表現が読んでいてすんなり頭に入ってこず、回想部分が唐突に入ってくるのも戸惑いました。二人の関係を形作っている大切な同居の経緯や、甲斐がようやく自分の気持ちを自覚する場面も説明調で、設定やキャラは良いのに何とも勿体ない。続刊が出ているようですが、上條の”立て板に水の口説き”がまたストーリーの大半を占めるようだったら…と躊躇してしまいます。評価を下げてすみません…

コントでした♪(口達者な2人の会話の応酬が)　攻めさんの最後までブレない怒涛のラブ攻撃もそれを淡々流す受けさんも面白かったです。長い付き合いなだけあってお互いを深く理解し合ってるのもよかったです。ただ･･･前半部分で、いきなり回想シーンになるのが非常に読みづらく話も飛ぶので「！？」ってなりストーリーに入り込めなかったのが残念でした･･･何回「回想やったんかい！」って突っ込んだか^^;;後半はそういうシーンもなくコントもストーリーも楽しめました^^

出だし展開が遅くて読むのが辛かったですが、中盤からはフムフムと読み進めることができました。上條のひたむきさが、とっても可愛らしいかったです。

すみません。久々に牧山ともさんの作品に手を出しましたが、途中でもう読めなくなりました（苦笑）昔は貪っていたのですが、自分も成長したのでしょうね。牧山さんの作品で久々に心躍らせて読んでみましたが、ダメでした。うざったい回しで、結論に行く間で我慢ができませんでした（苦笑）

2人の掛け合いが面白く、デレベンのアピールや溺愛加減が良かったです。健気でジジキラーな無自覚受けぶりも楽しく読めました。

「バカにつける薬無し」というくらい受けにメロメロなのですが、何を言われても前向きに解釈するひたむきさにキュンとします(笑)。仕事は一流にこなすのに…ちょっと残念感が漂うところにもキュンとします(笑)。挿し絵も素敵でした。

エリート辣腕弁護士の攻め様のこれでもかっていう執着甘々に少々引くけれど、そんな攻め様に、天涯孤独となった受け様が、振り回されながらも心を満たされて幸せになってくれてよかった。これからも甘々ラブラブがなんでしょうね。

完全に作家買いです！んー…、何か物足りない…。

エリート弁護士同士の設定からか文章や言葉のセレクトが堅くて、なのにコントのような掛け合いが楽しく何度も鼻で笑ってしまいました。

攻めの受けに対するデレデレ甘々が良かったです。話しも面白くて、楽しく読ませていただきました。