レビュー一覧

ハーレクインだとわかっていて読みましたけど、大変にモヤモヤとするお話でした。可愛い絵柄とても読みやすく、ヒロインは可愛いいしヒーローもまあ、勢いで奪ってしまうのではなく、信頼を得る所までプラトニックなのも好感が持てますが……、あんなにプライベートで仕事をないがしろにし続けるのはどうなの？？これで仕事が出来る設定は無理があるでしょ〜！余りにも抱かれる事ばっかり考えている小鹿ちゃんが、魅力的に見えませんでした。

　エジプトの遺跡から出てくる置物の猫みたいな眼のヒーローが素敵です。（ヒロイン的には鷹らしいが…）　彼がなかなか、がっつかないのでジリジリするかもしれませんが、実際の行為よりも内面から滲み出るギリギリの欲望（つまり、寸止め？）を表現するのがヘレン・ブルックスさんの作品の特徴の一つです。きっと、我慢して我慢して、最後の最後で大好物を食べるタイプですね。（笑）　さて、タイトルにもありますが、「愛を信じる」って具体的にどういうことなんでしょうか。愛を信じられなくても、恋に落ちるカップルの例は現実にも沢山あると思うのです。要は、「愛を信じている」から恋に落ちるのではなく、恋に落ちたから「愛を信じられる」ようになるのではないか、ということを教えてくれる作品です。　ひとりぼっちでは愛を信じることはできないけれど、好きな人と一緒なら恐れずに愛に身を委ねることができる。そんな勇気をくれる一冊です。

しっかり者で健気なヒロインがかわいいです。我慢できなくなっちゃうヒーローも多いですが、この作品ではきっちり信頼を得ようとするところに好感が持てます。余談ですが、おじいさんがする過去話の最中ずっと背景に歯車があって、あまりにもその数が多くて話の内容全然入ってきませんでした（笑）

主人公達が過去の傷を見つめて考える少しずつ距離が近づいて行くお話です。ヒロインに惹かれる描写が少ないためトキメキは少し物足りない…情事なシーンはゼロなので心の葛藤をじっくり読める感じでした。ヒロインを追いかけて助けてくれる描写はさずがヒーロー！！でした。

狙った獲物はどんな手を使っても手に入れるタイプのヒーローで好きになれません。ヒロインはもっと拒んでほしい。

ヒーロー・ヒロイン共に似ています。けれどね、ヒーロー。あんなに素敵なおじい様がいて、どうにもならなかったヒロインの方が厳しい人生を送っているはずなのに、自分の甘さで傷ついて。ヒロインにもグイグイいく割に最後にヘタレで、結果ヒロインが頑張るのはね。ヒーローもう少し頑張ってほしかった。そして、ちょいちょいエスケープしていますが、会社はどうなった？

う〜ん。モヤモヤする…というか、じれったい。ヒーローがかっこいいー、から押し倒せ！と、思った。だってそれがHQじゃありませんか〜〜。

有能な二人の相性がとてもピッタリでお似合いだと思いました

情熱的だけど、これセクハラよねw公私混同もいいとこ。強引すぎるヒーロー、奥手はヒロインにはちょうどいいのかな。

勝気なところがあるヒロインと落ち着き払ったヒーローが案外お似合いでした