レビュー一覧

コチラの４巻まで読みました。はぁ…すごく良かったです。キャラもストーリーも大満足でした。英田さんの文章が自分的にとても読みやすいので、臨場感をあじわえました。事件だけではなく、きちんと宗近と椎葉の思いあう気持ちも描かれているので切なくなります。ストーリーとＢＬの萌えの比率がとても良かったです。本当にオススメ。

大好きなシリーズです。この作品をきっかけに英田さんの小説にどっぷりとはまりました。この後、後日談、お兄ちゃんスピンオフが続くので、併せて読むことをお勧めします！

物語のシリアス度から言うと物足りないラストですが、ハピエンで大満足です！甘々な続きを読みたいです。

シリーズ最終話、主人公2人の思いがまたまた交錯し合うのも切なくて良かったのですが"'"咬痕"'"があまりにも切なすぎで印象深く超えられないなと感じたのと、五堂と宗近の出会いや決別までの期間、そこまで恐れたエピソード等をもっと詳しく描いて欲しかったのと、五堂の生いたちがわりとあるあるで早い段階でわかってしまった事、ラストもこうなるしかないよな、の終わり方だったので☆4です。なんてこれ以外の終わり方だったらいてもたってもいられませんが！ 引き続き「デコイ」上下、「最果ての空」(はっきりと表示されてませんがシリーズの7冊目です)、後日談の「エス still recall」(限定版なので必読！しかもエスシリーズで検索しても出てこないので要注意！)と読み進めてエスワールドにヒタヒタに浸って下さい〜。

刑事とエス、その関係性を絶ち愛を認め、ぐるぐる悩みまくった末にようやく本来の意味で結ばれて二人にとっては完全なるハピエンで終わりホッとしました。きりちゃんの今後が心配ですが。おじいちゃんの遺産もたいしてないだろうし、工場の火災の損害や従業員への対応など色々考えて現実的にやっていけるのかなと。２作目の真生もそうですが、脇キャラの行く末が気になってしまいます。そして、宗近さんのあの弟が1年半で一人前になれたのかも怪しい。再会が早すぎるような気もしました。

作者買いで書籍で読みました。絵も奈良さんなので素敵であるのはもちろん、お話も大好き。ただヤルだけとか、ラブラブな感じが見たいとか、エロ重視の人には向いてないと思いますが、読んだら引き込まれると思います。

やっと！やっと！の大団円です。まあ本当に最後の最後までハラハラつらい展開が続きますが…痛くて切なくて、後半はもうお願いだから二人を解放してくれーー！！と思いながら読んでいました。キーとなる敵対人物やその周辺の人たちも憎みきれない哀しさを抱えていて、本当に英田先生は素晴らしいです！ラストでようやくホッと一息ですが、これだけじゃハラハラしまくった分物足りない！というやり場のない気持ちは後日談が収録された別冊で見事に回収できるので、安心していただければと思います。笑

初版時にリアルタイムで読んだ作品です。引っ越し等で書籍は随分前に処分してしまっていました。英田先生の訃報をネットニュースで知り、エス、よかったよなあ…と、もう一度１作目だけ購入、のつもりが…やっぱり面白くて、椎葉と宗近の関係を再び見届けたくて、どんどん続きを購入してしまいました。やっぱり、いいなあ。ストーリーは言うに及ばず、なんてことのない描写もいちいち色っぽかったり、ゾクゾクしたり。。。先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

「椎葉×宗近」篇の最終章。ラストを飾るにふさわしく、ラスボス・五堂と徹底抗戦となります。追放直前の刑事･椎葉と銃創に倒れた宗近、2人に酷い結末が来て欲しくない･･･。それだけを願いながら読み進めました。義兄・篠塚氏が絶妙な助けを差し伸べるところも痺れました。今までの壮絶な経緯からすると、作者様のキャラへの優しさを感じるラストで、ホッとしました。（後の日々は、stillで短編が読めたり、エスシリーズにちょこっと出てきたります）

ハードボイルド要素はありました。でも、椎葉の抜け作はあんまりでグズグズ感あるかな。足掻いてクライマックスに向けて色んな要素が駆け足してる感じは好きでした。