レビュー一覧

もちろん継続購入です。堅い話なんだけど、色っぽくって・・・もちろん継続購入です。

哀しい。哀しすぎる。心を隠して、抱かれるなんて。

どっぷりと濃いヤクザと警官の話です。大好きすぎる。これがシリーズ一作目ですが、続きを早く読まないと切なくて悶え死にしそうになります…レビューを書くために読み返したらまた泣けました… 椎葉のプライドの高さが切なくて眩しくてつらいです。受けなのに受けになりきれない、素直に自分をさらけ出すことは許されない、そんな椎葉をじっと守り、時にはわざと突き放しながら支える攻めには心からありがとうを言いたくなります！ちょっと痛々しい描写もありますが、愛があってこそのなくてはならない場面だったと思うので極度に暴力シーンか苦手でなければ問題ないです。受けの攻めへの無自覚の愛情がすこーしずつ暴かれていく、この切なさたまりません！！

読み終えた後、サブタイトルの"咬痕"って？とううーんと考えてしまった。確かに読み終えた時に胸に残った言葉だけど、本作の主人公である永倉と真生の事や関係を表したサブタイトルが良いよね？永倉がつけた"咬痕"だけをサブタイトルにするの？いや、永倉は真生のかわりに椎葉をガブリなんだからこれで2人の関係を表してるのか？うーん、うーん、うーんと思ってたらピコ～ン！いずれなくなっていく"咬痕"。永倉も真生もいなくなっちゃった、2人の関係もなくなっちゃった、だんだんと知ってる人もなくなっちゃう、椎葉は姉も永倉も真生も大切な人達が亡くなっちゃった、やがて薄くなっていっちゃうのか？咬痕みたいに…な感じで解釈というか妄想してみました。違うかー？あと、小鳥遊さんは当時はやっぱり珍名さんだったのかな？2018年現在は逆に珍名さんとして有名ですよね。なのでそのエピソードは色んな小説などでこすってるので少々安っぽ感が。初版から13年だから仕方ないか。しかし、やりきれない、切ない。でも良かったから次巻も読んじゃうよ＼(^o^)／な私のような方に僭越ですが、ここで読む順番のご注意をしたい！エスシリーズ本作合わせて7冊出ていて、レンタさんではきちんと順番が表示してありますが、。「エス」シリーズ後日談の「エス still recall」だけが"'エスシリーズ"で検索かけても出てこないので忘れずにお読みください！限定版だったそうでで、59ページで600円。お高いですが、多くのレビュアーさんが満足されてるようです。しかも！他の電子サイトでは見かけないので貴重だと思います。本編に流れる切なさが中和されますよ。で、一作目と同じ事を一言いたい！「アンディ！生まれ変わっていい人みつけろよ！」。店名逆さ読みなんて、切なすぎ！

永倉さんが哀しい。彼の最後にやりきれなさが残ります。彼の哀しい本音が伝わらなかったのが苦しい。真生くんも可哀相すぎて、彼がこの先どうか愛され愛することの出来る人にどうか出会えますように。宗近さんの過去が気になります。

シリーズ２作目なので、話が展開していきます。相変わらず、硬派！でも、奈良千春さんのイラストが本当にこのシリーズに合ってて、かっこいいは色っぽいは不吉だは、すごいです！

エスシリーズ2作目は、刑事がエスを愛してしまった悲劇がテーマ。宗近がわざと暴力を振るって椎葉を遠ざけようとする描写は辛い（椎葉の目線で読んでいるので）その後の椎葉刑事の覚悟、痛々しいですが痺れます。エスシリーズは椎葉の覚悟を試して追いつめていくので、読むのも苦しいのですがストップできません。

ほほほほ本物のハードボイルドですね男達の生き様がちょっと強すぎました。

永倉がせつないです。宗近と、椎葉のラブ度があがってうれしかったです。

シリーズ通してじっくり手元で読み進めようと思い紙媒体で拝読中。椎葉の自分の職業と心のポジションとの葛藤や　己でも測り切れないやり場のない思いで最後まで飽きることなく読ませてくれます。続きはまだ読んでいませんが，この設定，話の流れだと，通常はハピエンはあり得ない展開ですが，まぁBLで，小説ですから，主人公はまとまらないとね。その代償が，今回の長倉の結末や脇役の行方というあたりが落としどころになるんでしょうか。1作目もそうでしたが，わたし的には義兄のポジションに萌えます。今回でまた義兄株上昇です。