レビュー一覧

藤原家と安倍晴明にまつわる、短編集です。藤原道長の妻、兼家の妻、師輔の妻、頼通の妻についてのお話です。ほんわかするお話ばかりで、軽く読めますし、読み終わった後、重くなりません。

好きな題材かと思うのですが、何でか刺さらなかった。好きだからこそハードルが上がっていたのかもしれない。この作品に限りませんが、古語などに注釈がある場合、デジタルでは本当に見づらいです。拡大すれば見えるけれど、読みづらい。

絵はあっさりとしているのですね。他とは違った安倍晴明のお話で面白かったです。

思っていた晴明さんとは違いましたが、それがよかったです！男前でないものヤラレマシタ！平安時代はそんなに詳しくないのですが、とても面白く読みました。

絵が稚拙で話も稚拙で。だからか、魅入る。不思議な歴史的物語の魅力。この漫画家さんのはいつも、そうなんだけど、なかなかに突出。