レビュー一覧

上・下とも一気に読んでしまいました。長いドラマを見ているかのように楽しめました。少しの手掛かりからどうやって真相を解いていくか！が見ものです。

大人気・浅見光彦シリーズのコミック版。文字ではわかりにくい旅先の景色等が絵で表現され、旅情を感じ取れるのがコミックの良い所。掲載作の化生の海は、北前船の航路を辿る大きな舞台での旅情サスペンス。北海道、石川、福岡を舞台に謎の殺人を追う光彦。古い時代のならわしや慣習から犯人を読み解く。かなり長編で描いている作品。その上巻。

長編で面白かったです。浅見光彦のシリーズは原作も好きです。

浅見光彦シリーズで珍しい上下巻の長編で興味をもち借りました。最初は明るい感じで始まるのですがだんだん重くなってきます。下巻でどんな展開になるのか楽しみです。

●ボリューム満点のページ数に見合っただけの読みごたえがあります。浅見シリーズは、事件の行方を追いながら、同時に本当に旅行している気分になれるのがいいですね。まさに「旅情ミステリー」です。日本に住んでいても、歴史や文化についてよく知らない土地がたくさんあるんだなあと、改めて思い知らされました。この作品では『北前船』が謎を解く重要な鍵となりつつ、全体を流れる事件の風景として取り上げられています。後編、さっそく借りて読みたいと思います！　●「すみちゃんシリーズ」は、浅見光彦倶楽部が原作なんですね。二作載っていますが、どちらも面白かったですよ〜。殺人は出てきません。日常の身近な街中を舞台にした作品で、小説の世界で今人気のキャクター文芸みたい。謎解きもなかなか凝ってました。

以前から気になっていて、上巻・下巻を一気読みしました！警察が掴めなかった真相を次々と明らかにしていく光彦の才能は素晴らしいですね！犯人は捕まりませんでしたが、今回はこの結末で納得でした！