レビュー一覧

シリーズ前2作読みましたが、今の所こちらの作品が一番ヒットでございます…。40代になり恋が面倒というバツイチ九さんと、かつての後輩のラブストーリーですが、相変わらずの美味しそうな料理と、文学の知識など、作品を彩る要素も非常に楽しい！そして何より本筋の九さんのラブストーリーと職場での人間模様など、切なくも心が温まる、大満足の一作です。

アラフォーが元気になれる、美味しい作品ですね。

1作目女と猫は呼ばない時にやってくる2作目老いた鷲でも若い鳥より優れているにつづいて、の3作目鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がすすごく良いですね。九さんいい。そしてビーーーーーール！！！いい。じゃばじゃばにかけたパン食べたい。最後泣きました。

内容もいいし、料理が良いなぁ。久々にこんな恋愛してみたいなと思ったよ。

情報が整理されていない気がしました。ちょっと絵面がごちゃごちゃしているのと、見慣れないドイツ料理の情報、都々逸の情報が、入り乱れて文字で大量に入ってくるので、食傷気味になります。そしてなにより・・・長い話ではないのに、色んな人が出てくるし、キャラクターが立っていないしで、同じ作者の他作品と登場人物がごっちゃごちゃになりそうです。嫌いではないのですが・・・。

シリーズすべて読んでいます。この巻が一番じんわりしたなぁ。強い女と、昔イケメンいま太めのおじさんとの等身大の恋愛にじんわりしました。

等身大の大人の恋愛がテーマかもしれませんが主人公にも彼氏にも共感できませんでした。他の方の感想にもありますが、いろんな要素があってゴチャゴチャしてます。もっと文芸一本で掘り下げてほしかった。

前の2作が良かったから迷わず購入したのですが、彼氏がダメ。ちょっとストーカー気味だったりメタボだったりウジウジした性格にイラッとしました。とてもイケメンだったとは思えない。なんだかなあ、読後感が悪いストーリーでした。

主人公の九さんの名字、そう読むんだ！と１つお勉強になりました。シリーズ通して読んでいますが、恋が面倒になる時期ってあるなぁと共感。べったり仲良くと言う訳でもなく、付かず離れずの距離感でいられる人は、彼氏より旦那より大事だと思う。ただ、九さんの恋人になる人は受け入れる事が出来ませんでした。女々しいし、メンス発言とか後をつけて居酒屋に入って来るとか気持ち悪い行動が多くて、何が良かったの？と全く理解できず。それにしても銀さんが作る料理は、美味しそうで、実在してたら良いのに！って毎回思います！

すぎなレボリューションが好きだったので読んでみました。うーん…アラフォーで、焼け棒杭に火がついたような恋愛したことある人なら、あるある！と共感できるのでしょうか。九さんはきっと、自分でも気付いてなかっただけで、会ったときから好きだったんでしょうね。なんで後輩を好きになったのか、作中の経過の中では九さんに共感できなかったです。「私のことを好きだったはずでしょ！」という執着以上のものは感じ取れなかった。また、「メンス」発言で古いしキモい！と思ってしまったら、後輩の方にも共感できず。あと、絵が下手で途中で白けてきました。すぎなは4コマも混ぜてあったせいか、粗さはさほど気にならなかったのですが。まつ毛バッサバサでほうれい線クッキリの人が『老いた鷲〜』の主人公でしょうか。伏し目がちってことなんでしょうけど、ずっと目瞑ってるみたいで、変な人にしか見えない。小説だったらもうちょっと楽しめたかも。セリフが時々素敵なので、文章で読みたい。