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レビュー一覧

大奥

5点 4.7 445件
  • 4点 5
    183
  • 4点 4
    53
  • 4点 3
    15
  • 4点 2
    1
  • 4点 1
    0
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  • 2017-11-07
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    医療の部分は仁みたいでそこそこだけど、将軍の母の猟奇的な感じが気持ち悪くて、何度も読む気にならない。

  • 2017-04-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    7巻の吉宗編までは本で既読でしたが、その後はご無沙汰に。14巻発売を機に気に続きが読みたくなったため、電子版で購入。結構、グロテスクだったり、ドロドロした内容もあるのですが、画風があっさりしているためか、わりとすんなり読めました。ストーリーがゆっくりなのでもどかしさもありますが、慶喜も登場し、いよいよ佳境ですので続きが楽しみです。不満点は人気作のためか、お値段が高め。もう少し安いと嬉しいです。

  • 2014-09-09
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    私の大っ嫌いな人間が、よしながふみさんを好きなので、よしながふみさんの漫画は読んだことがなかったのですが。男女逆転大奥という設定の絶妙さで一発勝負ではなく、内容そのものがしっかりしているのが、連載が続いている理由だと思います。男女の人間心理の描写が良くて、面白かった。

  • 2014-09-27
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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     TVで菅野美穂さんが5代将軍役で出てた「大奥」を見たとき、お伝の方役の要潤がデカい図体の割になよなよメソメソしてて気持ち悪くてすぐにチャンネル換えてしまいました。 どうせ、男女が入れ替わってるだけの物語だろうと、増量サンプル読んでみたらちゃんと歴史的背景を踏まえつつ「赤面疱瘡」と言う謎の病気で男子の人口が著しく減ってこうなってしまった、と言うストーリーが絡んでなかなか面白いです。 そしてやはり、政治が絡んでくるので登場人物の年齢は男女とも結構高めです。と言うか20歳そこそこでも目の下に皺が出てしまう人の多い事、おおいこと。男女比がどうなろうとやっぱりこう言う所は気苦労が耐えないのでしょう。 面白いんですが、値段は高い目です。3チケで48時間とかやってくれれば良いんですが。

  • 2015-07-10
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    大奥逆転?!どうなるの?って思って読みました。はじめは違和感があったのですが、読み進めていくうちに世界観にどっぷり浸かってました。続きが気になります!

  • 2022-07-29
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    実写化された時は原作を知らなかったので、正直気を衒った漫画なんだろうな…と言う程度の印象でした。よしながふみさんの漫画を何冊か読んで驚嘆した後に改めて本作を手にしましたが、男女逆転させた時にジェンダーのみならずここまで史実を落とし込んで人間ドラマが描けるのか…と目を見張りました。吉宗に突き付けられるご内証の方が死ななければならないと言う理不尽極まりない決まりも、望まない暴力に晒された家光の怒りや悲しみが発端であった事を思うと何ともやるせない気持ちにさせられます。そしてその名君吉宗を誕生させるために毒殺という手段を使った事が孫である治済が気まぐれに周囲の人間を毒で消していく下地を作り、その負の路線の上に毒で蝕まれた家定がいるという人間関係の重さ緻密さ。大奥や将軍を巡る幕閣、大名、家臣も通説通りに描かれている人物から、あえて意表をついた設定にしている人物まで多彩ですがそれぞれの思惑があり、春日局が家光の血筋に執着する理由にも重みがあり、また噛ませ犬のように吉宗に追いやられた間部詮房にも家宣と彼女の人生がある、と言う重厚さです。無能だからと将軍に据えられプレッシャーに押し潰されて実の娘である家定に異常な執着を見せる家慶にすら、行為には全く同情せずともそこに至る心理はわからなくも無い、いやむしろわからせてしまう説得力。田沼意次や家茂のように志ある人物はもちろん、犬公方綱吉も同様です。唯一全く理解も共感も出来なかったのは治済ですが、これも理解の出来ない暴力を描いた作者の狙う所なのでしょう。医療編は明治維新に至る布石として赤面疱瘡の根絶に至るまでを描かないといけないのでどうしても舞台を市井に移しかつ架空の人物が比重を占めますが、それ以外の巻は大奥を中心に虚実織り交ぜたエピソードが展開されます。特に終盤近くなり、養子を望んだ家茂が和宮に言った言葉はまさに男女逆転、そしてジェンダーを超えた家族像を問いかけて来ます。そして最後に胤篤がアメリカに向かう津田梅子にかける言葉は、それぞれの時代の将軍及び家臣を労って余りある言葉だったように思いました。

  • 2024-05-11
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    よしながふみ先生はもう人間じゃないなと、夢中で読みました。面白いを超えてすごい、もうこわい。最初大嫌いだった和宮様が最後には1番好きなキャラになりました。

  • 2022-07-12
    ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    本当に凄い。名作として読み継がれてゆくべき作品。一見無理がありそうな設定なのに、リアリティがあって引き込まれるというより飲み込まれる。そのリアリティは、どの登場人物にも素晴らしいところと嫌なところがあって生々しいことや、彼らが抱える悩みが現代を生きる私にも共感できる不変なものであることから来ているように思える。動乱の時代を懸命に生き抜いた女性を、男性を、人間を多くの人に見届けて欲しい。

  • ※このレビューにネタバレが含まれています。
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    幕末迄 見事に描ききった作者の力量の高さが素晴らしいです。ずっと読んでて良かった。女性ゆえの悩み、苦しみ、悲しみが心にしみます。最終巻のみで言えば、男性の中では西郷隆盛が人として優れている様に感じた。派手な絵では無いけど、美形の方と、そうでない方の描き分けも良い。この作品が 日本の漫画の質を 更に高めてくれた。漫画史に残る傑作。全ての人に読んで欲しいと思う。

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    17巻読了。以前途中まで紙の本をレンタルして読んでいましたが、15巻以降はこちらで読んでいます。医療編以降の胸が痛くなるような出来事、心が寒くなるような毒殺の横行など、読む方も気力が必要な展開が続きましたが、幕末編〜が平穏であるはずもなく。これだけ巻を重ねても疲れを感じさせない筆力はさすがと言うほかないです。歴史物は結果が分かっていることもあって読む側もどうしても淡々としがちですが、この作品では登場人物の感情にがっつり引き込まれてしまいます。あまりにも重い立場ゆえに、善意や素直な感情からの言動も歪な捉え方をされてしまったり、誰かを追い込んでしまったり。読み終えるたびに庶民が一番楽だと感じます。