レビュー一覧

舞台が老舗の和菓子屋さんなので美味しいそうな和菓子がたくさん出てきます。和菓子職人の桂心（攻）と跡継ぎだったはずなのに不器用で後を継げず人気作家になった六華（受）。どちらも一途に相手を思っているけどなかなかうまくいかず、読んでる方はじれじれします。編集の宇佐さんのナイスアシストのおかげでようやくまとまるんですが、この宇佐さんが良い！この人のスピンオフを読んでみたいな。大物作家さんとの...なんてどうでしょうか？

両片思いで、読んでて焦れったくなるかも。和菓子職人の才能がなく跡取りになれなかった主人公と実は主人公の為に修行して職人になった幼馴染み。お互いの気持ちを打ち明けあった時にはホッとしました。長かった〜〜って感じで（笑）もう随分と前から攻めは自分の人生全部を受けのために決定してたんだなぁと、そうして見守って大事にしてたんですね。これからは抑えてきた分も愛を注ぎ込むのでしょう。少し頼りない受けを可愛い可愛いと撫で回す姿をもっとみたかったです。

幼なじみもの大好きなので購入。攻めが懐広くて、まっすぐ迷わず向かって来てくれる感じが良かった。受けが鈍感過ぎる気もしたけど。和なHシーンもなかなかいいです。