レビュー一覧

会社員になるはずが、何故か上司の秘書兼執事見習いに・・・いじめのような超わがままなリクエストに応えながらも研修期間を終えようとする執事見習い？　普通切れるぜっ！！　それぞれがちょっと普通でない？　しかも上司のトラウマを知ってしまい、微妙な関係は徐々に変わって・・・何だかSとMの世界みたい（＾＾）尽くされる喜び、尽くす喜び。ストーリー的にも、ラブ的にも割と楽しめました。ので５評価です。　

言わずと知れた大御所作家さんですよね。あまり詳しくない私でも他に何冊か本で購入させていただいたことがあります。受けの大きなトラウマが主題目となっている作品ですが、前半の受けの堅くなさ（not攻めへの絆されるとかじゃなくトラウマに対するもの）を考えると、後半の駆け足感がハンパないです・・・(-_-;)。一冊に収めなくてはならないという制約のせいでしょうか。本当だったら（ネタバレするので言えませんが）部屋でそんな大進歩があった後、徐々に近づいていって、互いの想いに揺れ惑う・・・という・・・、本当ならそこが面白いんじゃないか？という部分がサックリと割愛されたような気がします。トラウマに伴うものが主だから、その部分についてはそこまで書かなくていいのよ〜と言われるとそれまでですが、一瞬ページが抜けたか？とスマホのカーソルを確認したくらいです(￣ω￣;)・・・と、辛口になりましたが、他の文章も組み立てられないような作家さんなんかとは比較にならないくらい設定も人物も面白いので、その点は安心して良いと思います。・・・・ただ、後半をあと0.5冊くらいにして欲しかったと思っちゃいましたので（-☆）です（´･ω･`）

このバトラーものは、絶対にお勧め！榎田尤利先生の作品は、いつも最後の一行まで、心を震わせてくださる言葉で埋められていますが、この作品は特に、その中でも心を熱くしてくれる作品です。是非、読んでみてください。

小説っていいな、と思わせる作品でした。乙矢と原田がどう近づいていくのか、雇い主と不本意ながら雇われる側が一体どういう経緯でもって恋心に変わっていくのかが気になり読みました。始めは乙矢の視点で、それから原田に移っていき、そういうの繰り返しつつ物語が進んでいく感じです。お互いの心情は小説でないと詳しく分からないことが多々あるので、ストレスなくこの二人の進展を読むことができてよかった。小説万歳！

立ち読みとあらすじを読んで、あまり期待はしていなかったんですが…大間違い！！ものすごく面白かったです。どんどん引き込まれて、泣いて、最後は胸があったかくなりました。続編希望！大希望です！

やっぱりこの作者さんはすごい！この作品も面白かったです。仁はドMですね。そして世話焼きなところがとっても魅力的。乙矢は仕事はできるけど、精神面はおこちゃまのドＳ。ツンデレなところが可愛いです。でも、母親にあんかことを言われたらそりゃ〜病みますよね…。乙矢が少しずつ仁に心を開いていくところが読んでいて心温まります。良い秘書、執事、いや、良い人に巡り会えて良かったね〜と思いました。これだけ事故犠牲が必要な仕事なら、何かしらメリットがないとやってられるか！！ってなるけど、ちゃんとメリットがあって良かった。

とってもおもしろかったです。不器用な乙矢と忍耐強くそれを支えようとする原田。そして二人を見守るキューピットのような老執事。うーん。あの乙矢のツンデレ？がいい！！一気に読み切れちゃう感じでとっても楽しめました。お勧めです。

昨今のキラキラした、女子中高生ウケしそうな超人的だったり王子的な執事モノとは違って、わりと真面目な執事の仕事が題材だったので読みやすかったです。旦那さまのトラウマも効いてましたね。たまに読み返したくなる作品です。おすすめ(^^)

この作者さんは、ほんとハズレが少ないです。読みとばさすに楽しめる貴重な作者さんです。内容は、切なくて、ちょっと笑えて、きゅんとしてなんだかんだ、電子書籍で3回この作品を購入しました(笑)紙の本で買えよって話です。榎田先生のキャラは、どのキャラも魅力的でブレが少ないのが大変好きです＼(^^)／

執事×旦那様の美味しい組み合わせ。攻めが無骨な感じなのもまた良いです。お互いがじわじわ相手を意識していく過程がとても楽しかったです。もう少しその後の2人が読めたら良かったなと思います。