レビュー一覧

続編はもうないのでしょうか？この二人話はずっとみていたい

ラストが秀逸…っ(T_T)ツラくても読んできて良かった～。

この後に「休めない」がありますが、あれは番外編というかハネムーン的な感じなので、これが交渉人シリーズの完結編。前作で大きな試練を乗り越えた二人の絆が確固たるものとなっています…が、芽吹がとんでもない依頼を引き受けてあろうことか兵頭と対峙することに。今回の見せ場は、芽吹が真和会幹部相手に啖呵を切るところ。立っているのもやっとのボロボロの身体で、ぶち切れてます。タイトルの「愛される」は芽吹だけでなく、兵頭へも当てはまります。いつの間にか芽吹にとって兵頭は何よりも重く大切な存在になっている。ラストは本当にほっこりします。もちろん、相変わらずな兵頭の舎弟たちの笑いもありますｗシリーズの中でも大好きな作品です。

ハラハラドキドキの完結。そぉか、もうちょっと続いて欲しいなぁ〜、一気に読み進めてしまった。

このシリーズ大好きです！特に芽吹がいい。仕事に誇りを持ち信念を貫く、男気ある芽吹に惹かれます。やっぱり、受けがしっかりしてないと、ＢＬ読む意味がないもの。極道の若頭のくせに、高校の先輩だからと、芽吹のことを先輩と呼ぶ兵藤にも萌えます。あぁ、完結したけど、続きが読みたい！！また、書いてほしいなぁ。

素晴らしいこのお話に相応しい最終巻。長文になりますー笑。長いBL歴の中でも、BL小説の中で自分的順位トップクラスの作品。一時的に浮気しちゃっても絶対に此処に帰ってくる自分…。ストーリーが面白いのは確かです！が、何をそこまでと…。実は自分でも良く分かりません。笑！確かなのは、魅力溢れるキャラ達にべた惚れした事。芽吹と兵頭だけでなく脇キャラや敵役達まで。そう思わせる素晴らしい力量。BL意外も小説も漫画もアホのように読み漁りますが、ストーリーだけ良くて一時期ハマっても、キャラに愛着がないと長くハマれない。…前置きでもう長すぎや。さて今作、重々しかった事件後、交渉人シリーズらしくドタバタと明るく楽しく終演。でもね、他の方の書かれている通り、最後に相応しい、素晴らしいシーンがございます。心に残る名場面。神聖な2人だけの為のシーンです。この2人の堪らない所、とても深い深い所で繋がっている感じ。コミカルとシリアスのバランスと見せ方が無理無く自然で素晴らしいです。他アプリで大変失礼かつ、申し訳ありませんが、ちょっこりでも良いから読みたい方はアプリnoteに作者様のホームにショート「桜」と「八月の怪談」あり。かなり昔で2作しかありませんが…。もう10年近くもたった事だし、「～休めない」同様、全サ小冊子「HAPPY NEW YEAR 」も電子化すれば良いのにと、最近ファンになった方にも、読めれば良いのに…と、思うのです。Renta様は全サの作品の電子化も多くあるので…可能になれば是非是非お願いします。

本編完結です。終わっちゃった、もっともっと続いてほしいシリーズでした。今作は兵頭も芽吹もキヨもカッコよかったなぁ。もちろん笑いもたくさんあって兵頭の舎弟たちの掛け合いが面白すぎでした。笑って泣けてきゅんきゅんできて大好きなシリーズになりました。

今回は『交渉人は嵌められる』『交渉人は諦めない』とは違ったテイストでしたが、なかなか辛い展開のお話でした。様々な伏線が張られてて、これはどこに繋がるんだろう？と読み進めていきましたが、そうくるか、そうなるのか～と唸ってしまいました。芽吹はどうしてこう仕事が絡むと、限界を超えるような行動を起こしてしまうんだろう。兵頭さえも巻き込んで、それで苦しくならないはずはないのに。兵頭も芽吹のために全ては決して捨てない、でもギリギリのところで溢れてしまうんだろうなぁ。ネタバレしないように書くのがすごく難しいですが、揺るがない2人の関係になった巻だと思います。

最後までハラハラドキドキ飽きさせない素晴らしいお話しでした。周りのみんなも主役達もそれぞれ魅力的で良かったです。

相変わらず傷だらけの芽吹な六作目。兵頭を想い、傷だらけになりながらも交渉を続ける芽吹の姿に胸を衝かれました。事件のパンチとしては前作の方が上でしたが、それ以上に大団円に向かうお話として秀逸でした。最後の教会のシーンで泣きそうに。